スクラム採用とは?社員主導型の最新採用方法を取り入れるポイント!

採用によって社内を活性化させ、新たな業務に対する取り組みを行うためには、これまで以上に多くの工夫が必要となっています。

しかし採用作業には多くの負担がかかり、場合によっては採用に関わる特定の社員に大きな重圧を与える可能性があるのです。

そこで今注目を集めているのが、「スクラム採用」です。

スクラム採用によって社内にシステムを作ることができれば、今後の人員補強がスムーズに行えます。

この機会にスクラム採用の概要やポイントをチェックして、自社への導入を検討してみてはいかがでしょうか。

スクラム採用とは?

スクラム採用とは、社員の主導によって進められる採用活動のことを指します。
会社に属するすべての社員が採用に対して何らかの役割を持ち、一丸となって採用活動を行なっていく方式なのが特徴です。
共通の目標を持って採用に取り組むことになるため、業務の効率化や問題解決のスピードアップなどに期待できるのが魅力となっています。

スクラム採用は、「権限移譲」「成果の可視化」「採用担当のプロジェクトマネージャー化」といった条件を満たすことが必要だと定義されています。
現場の主導でPDCAを回し、成果を全社員にフィードバックでき、採用に関するノウハウを現場に導入できる体制が整っていることが、スクラム採用の基本的な環境となるのです。

スクラム採用を導入するメリット

スクラム採用を導入することで、企業は多くのメリットを得ることができます。
メリットを理解することは実際に導入するきっかけになるので、まずは以下の3点をチェックしてみましょう。

  • 企業の採用力を高められる
  • 本当に必要な人材と出会える
  • 社員のエンゲージメントをアップさせる

企業の採用力を高められる

スクラム採用を行うことで、企業全体の採用力を高めることができます。
大人数で採用業務を実行できるため、SNSを経由したアプローチ、会社ブランドとなる社員の紹介など、あらゆるスタイルによる採用活動を進めることが可能です。
採用担当者だけに負担を強いることもなくなるので、質の高い採用活動を長期的に継続していくことにもつながります。

本当に必要な人材と出会える

現場の意見をスムーズに取り入れられるスクラム採用でなら、本当に会社に必要な人材を見つけることができます。
全社員が関わるオープンな採用スタイルなので、「実際にどんな人材が求められているのか」といった意見交換を常に実施可能です。
採用担当者と現場の意識のズレを修正しやすいことから、適切な目標に向けた採用活動を進めていけるでしょう。

社員のエンゲージメントをアップさせる

社員が積極的に採用に関われる環境を作ることで、それぞれのエンゲージメント(忠誠心・愛情)を向上させることができます。
エンゲージメントが高まれば求職者に向けて会社の魅力をより上手に伝えられるようになるため、採用を円滑に行うきっかけを作れるでしょう。
採用活動以外の面でもエンゲージメントの上昇がメリットとなる機会は多く、会社としての結束力を高めることにつながります。

スクラム採用を導入するデメリット

スクラム採用には多くのメリットがある一方で、いくつかデメリットになるような注意点もあります。
以下では特に意識しておきたい点を3つ紹介しますので、スクラム採用の導入前に確認しておきましょう。

役割分担が難しい

スクラム採用を成功させるには、参加する社員にしっかりと役割をふる必要がありますが、それぞれに明確な担当を任せることは意外に難しい業務となっています。
業務を割り振られなかった社員は疎外感を味わう可能性があるため、社内の人間関係に余計な不和を生み出すこともあるでしょう。
スクラム採用を行う際には、すべての社員に何かしらの役割が与えられ、平等に業務を進めていけるような気遣いが重要となります。

目標の共有を徹底しないと失敗する

スクラム採用はひとつの目標に向かって進行していく採用方法であるため、ゴールが正しく共有されていないと上手に採用を決めることが困難となります。
事前に社員全員にスクラム採用の概要を伝えて目標を設定することが、効果を得るための第一歩となるでしょう。
ときには全員でミーティングを行なって、スクラム採用における目標の確認や修正を行うのもポイントです。

情報管理の意識を高めないといけない

社員全員が採用活動に関わるため、情報管理の意識を高めて漏洩などのリスクを抑えることも重要となります。
個人情報や社内の重要文書の取り扱いに対してルールを制定し、全員で共有することが必要となるでしょう。

スクラム採用を導入する流れ

実際にスクラム採用を導入する際には、以下のような流れが基本となります。
スムーズに採用のシステムを変えていくためにも、3つのポイントを把握しておきましょう。

  • スクラム採用の意義と方向性の共有
  • 必要な体制作り
  • 実際の導入と見直し

スクラム採用の意義と方向性の共有

スクラム採用の意義や重要性を伝え、今後の具体的な方向性を会社全体で共有することが最初の一歩となります。
「そもそもスクラム採用とは何か?」ということから始めて、そこから得られるメリットや将来のビジョンを解説し、社員に必要性を理解してもらうよう努めましょう。

ひとつの目標に向かって一丸となって進んでいくのがスクラム採用の基本となるため、すべての情報はオープンにしていくことがポイントです。
同じ方向を向いて業務ができていないと適切な採用活動は難しくなるので、まずはスクラム採用によって何を実現したいのか、どんな結果を残したいのかを設定して共有していきましょう。

必要な体制作り

スクラム採用を実現するには、必要な体制を作成することが欠かせません。
「権限移譲」「成果の可視化」「採用担当のプロジェクトマネージャー化」といった条件にあった社内環境を作り、スクラム採用のメリットを得られる状態を確保しましょう。

採用ルールの明確化や情報の管理方法の決定、その他円滑に業務を進めるためのシステムを考案するのがポイント。
現場の社員の意見を積極的に聞いて、実際に働く人たちが動きやすい環境を作れるように尽力しましょう。

実際の導入と見直し

上記の流れによって準備を進めた後は、スクラム採用を実際に導入し、その結果に合わせての見直しを行なっていきます。
目標設定が正しかったのか、もっと社員が参加しやすいシステムがあるのではないか、そういった反省点を振り返って、より良い環境を作っていくことを意識しましょう。

スクラム採用を導入してすぐに結果を出せるばかりではないので、何度か積極的な見直しを行う必要があるかもしれません。
事前にその点が理解できていればスムーズに改善業務を進められるため、スクラム採用の実施後も意識してシステムを変革し、より会社の実情にマッチした環境を目指すことがおすすめです。

スクラム採用活用でおすすめのサービス

スクラム採用を実施する際には、専門の支援サービスを利用することもおすすめされます。
採用力をさらに高められるように、スクラム採用の導入と合わせて利用を検討してみましょう。

HERP

HERPのイメージ画像

スクラム採用という言葉を作った「HERP」が提供する情報管理プラットフォーム「HERP ATS」は、全社員のスムーズな参加を促すサポートシステムです。
複数の媒体からの応募情報を一元管理し、現在の状況や採用の進捗をリアルタイムで共有できるのが特徴。
フェードバックが手軽に行えることから社員の積極的な参加が可能となり、それぞれの役割に準じた活動が行いやすくなります。
リマインド機能やタスクの登録等も行えるので、採用業務全体を全員でカバーし、今必要な仕事を簡単に把握することも可能です。
社員が協力しやすい体制が整えられるため、HERP ATSの導入がスクラム採用の効果を引き出すきっかけになるでしょう。

企業のスクラム採用活用事例

既にスクラム採用は多くの企業で活用されていて、さまざまな成果を導き出しています。
活用事例として以下の3点をご紹介しますので、スクラム採用の魅力を実績から改めて把握しておきましょう。

株式会社PR Table

株式会社PR Tableはスクラム採用を導入することによって、会社全体で採用活動に取り組める環境を作っています。
面接のフィードバックや選考のプロセスを情報として社員に公開し、基本的方針や現状の課題などを確認しているとのこと。
その結果社員のエンゲージメントも高まり、業務への意欲向上につながっているそうです。

株式会社ヘイ

オンライン上の運営サービスを行なっている株式会社ヘイも、スクラム採用を実施している企業のひとつです。
採用を各チームの責任として捉え、どういった人材を確保するのかをチームの社員に任せています。
多くの採用権限を移譲していることから、より現場にマッチした考えが実現されるのが特徴でしょう。

まとめ:スクラム採用は社内の意識を改革する!

スクラム採用を実施することによって、社内における採用に対する意識を大きく変えることができます。
すべての社員が会社を良くするために必要な行動を自分自身で考えるようになれば、採用活動だけでなく、企業のあらゆる部分を改革していけるでしょう。

既存の採用方法に限界を感じている、もっと社員の意見を取り入れた採用を行いたい、そんなときにはスクラム採用の導入がおすすめです。
新たな社員をよりスムーズに迎えられるように、この機会にスクラム採用の魅力を確認してみてください。