格安SIMを使う事も当たり前になりつつなる今、キャリアメールと同じ感覚で使っていたのにメールのやり取りがうまくいかない!ということでお困りの方も多いようです。
ここではmineoをお使いの方のメール送受信に関するお悩みについて詳しく解説していきます。
送ったメールが先方に届かない、先方の送ったメールが受信できない、遅れる、そんなときの原因と対策についてわかりやすくまとめています。
メールでのやり取りはビジネスに欠かせなくなってきている今、メールトラブルの解決方法もしっかりマスターしておきましょう。
mineoで法人契約中の端末にメールが届かない!送信したメールが送れていない!
「mineoアカウントから送信したメールが先方に届いていない!」
「先方が送信したと言っているメールがmineoアカウントに届かない!」
このような時には設定の見直しと、受信許可などの見直しなどが有効です。
『先方に問題があるのか、こちら(mineo側)に問題があるのかわからない!!』
そんな時に見るべきポイントもあります。
このぺージではmineo側で受信できない場合と、送信したメールが先方に届かない場合の原因と対策について触れています。
mineo側で受信できない場合はこちらから目を通してみてください。
mineoから送ったメールが先方に届かない場合はこちらからチェックしてください。
送信した後にMAILRE-DAEMONからメールが来ている、そんな時にはこちらが参考になるはずです。
mineoにメールが届かない時の解決策:アカウントのメール設定を確認
マイページにある『メール設定・変更』でログイン⇒『かんたん迷惑メール拒否設定』の【確認・変更】をタップします。
このぺージからあなたの端末(アカウント)について設定しているメールの受信・拒否設定が確認できます。
アカウントの設定で、送信していただいたはずのメールが届かない、もしくは送信したメールが受信されないなど状況にあわせた確認をしていきます。
詳しい確認方法を続けて紹介するので目を通してみてください。
mineoにメールが届かない時の解決策:迷惑メール拒否設定を変更
強度 | 拒否対象 |
---|---|
設定なし | 迷惑メール設定を行わない |
弱 | 迷惑メールチェックサービスで該当したものの件名に「MEIWAKU」と付与して受信 |
中 | 弱の場合に加え迷惑メールと判定したものを受信拒否 |
強 | 中に加え、件名が未入力など受け取る可能性の低いメールも受信拒否 |
強度によって異なる迷惑メール対策は上記のようになっています。
『かんたん迷惑メール拒否設定』で表示される現在の【強度】がどうなっているか確認しましょう。
強度を変更する場合、『利用規約に同意する』という部分にチェックをいれて【設定する】ボタンをタップすれば終了です。
mineoにメールが届かない時の解決策:特定のアドレスを受信できるようにする
マイページの『メール設定・変更』からログインしたら『受信許可アドレス設定』の【追加】をタップしましょう。
受信許可したいアドレスもしくはドメインを【キーワード入力部】に入力し、メールアドレスのどの部分を一致させて受信許可するか設定します。
メールアドレスをすべて指定すれば特定の方からのアドレスのみ受信するようになりますが、部分的に一致させる、ドメインを一致させるということも可能です。
例えば『kaisya_●×@info.com』のようにアドレスの頭の部分に企業名が入るのであれば前方一致で企業名の部分を一致させるのでも有効ですし、ドメインが特定できるのであれば後方一致・ドメイン一致でも有効になります。
一致条件は以下の中から選択できます。
設定項目 | 一致させる部分 |
---|---|
完全一致 | 特定のアドレスを受信する場合 |
部分一致 | 部分的にアドレスを指定する場合 |
前方一致 | メールアドレスの前部分で一致するものだけ受信する場合 |
後方一致 | メールアドレスの後ろ部分で一致するものだけ受信する場合 |
ドメイン一致 | @より後ろの部分を指定する |
ここまで指定できたら『登録する』ボタンをタップして完了です。
mineoにメールが届かない時の解決策:受信拒否アドレス設定を確認
間違って「受信拒否アドレス」に指定してしまうと、送られたメールが受信できない状態になってしまいます。
迷惑メール設定には特に問題がなかった、という場合にはこちらも確認してみましょう。
マイページの『メール設定・変更』⇒ログインしたら、『受信許可アドレス設定』にある【確認・削除】をタップします。
受信拒否アドレスとして登録されているデータが表示されるので、受信できていなかった方のアドレスやドメインなどが登録されていないか確認しましょう。
受信したいアドレスやドメインが指定されていた場合、該当アドレス・ドメインの横に表示される【削除】ボタンをタップすればメールが受信できるようになります。
法人契約中のmineo端末から送信したメールが届かない時の確認方法
契約しているmineoアカウントから送信したメールが相手先に届いていない、そんな時にはこちらを確認してください。
送信先アドレスの指定が間違っていないか確認する
意外に多いのがアドレス指定のミスです。送信したアドレスが間違っていないか確認してみましょう。
また先方がメールアドレスを変更していたのに気づかず、旧アドレスに送信してしまった時も同じことが起こります。
この場合には「MAILER-DAEMON」から送信元にメールが来るはずなのでメールボックスを確認してみましょう。
また相手方がmineoアカウントの場合、アドレス変更した場合にはアドレス変更後30日を経過すると旧アドレスは使えなくなっています。
今まで使えてたのに何で…?という場合このケースも考慮してみてください。
送信先の受信設定を確認してもらう
mineoメールアカウントはYahoo!やGoogleと同じくPCメールの扱いになります。
先方が迷惑メール設定でこのようなPCメールアカウントを排除している場合にはメールを送信しても受信されません。
この場合はMAILRE-DAEMONからのメールも来ていませんので、メールアドレスも間違っていないことが確認できている場合には先方にメールを受信できるよう設定していただく必要があります。
※そのような依頼が難しいケースでは、mineoアカウント以外のメールアドレスから送付する検討も必要でしょう。
送信した直後にMAILER-DAEMONからメールを受信した場合
たまに「メールアドレスを変更したのを知らなかったときに旧アドレスに送ってしまった」時に、送信直後に受信することがある「MAILRE-DAEMON」からのメールを見たことがある方もいるのではないでしょうか。
これはアドレスが間違っていたり、何か自分のメールに問題があって相手先に送ることができない場合に受信するものです。
原因は以下の部分をチェックすることでわかります。
メッセージに含まれる文言 | 送信できなかった原因 |
---|---|
User unknown | @マークより前が存在していない |
Host unknown/host not found | @マークより後が存在していない |
The file ~ with the virus~ | ウイルスに感染したメールで弾かれてしまった |
Message size exceeds remaining quota | 送信先のメールボックスが一杯だった |
Message exceeds maximum fixed size | 送信したメールのサイズが大きすぎた |
メールサイズに関しては、mineoでは1通当たり100MBまで、という制限があるので添付ファイルを含めサイズを見直す必要があります。
送信したmineoメールが送信先に遅れて届く時の原因と解決方法
mineoメールから送ったのに30分以上遅れる、もしくはmineoメールに送られたメールが遅れて届く、そんな時はこの方法で原因を特定しましょう。
自分に届くのが遅いときはmineoメールの新着メール確認時間を短くする
使用しているスマホ端末にもよりますが、新着メールの受信のタイミングを設定によって変更することができます。
iPhoneでは基本的に15分から、30分・1時間で設定可能。
Androidなら最短5分で設定が可能です。
このタイミングが短ければ短いほど、メールが遅れて届くということが無くなります。
また、手動で新着メールを確認することもできるのでこれ以上短いタイミングを希望する場合にはこまめにメールをチェックするということでも対策が可能です。
リアルタイムに受信したいなら利用しているメーラーを変更する
フェッチ式のメーラーを利用している限り、先に説明したように受信タイミングの短縮には限界があります。
プッシュ式(相手が送信した時に新着メールの通知がでる)のメーラーを利用することも有効な対策です。
-
- Gmailに切り替える(アドレスもgmail.comになる)
- K-9 Mail(mineoメールアカウントが利用できる)
- Kaiten mail(mineoメールアカウントが利用できる)
ヘッダ情報を確認する
先方側に問題があるのか、自分側に問題があるのか調べるためにはメールのヘッダ情報を確認する方法もあります。
ただしこれには相手先が「プロバイダ割り当てのメールアドレスを利用していること」が必要になります。
※キャリアメールではどこまで対応可能かキャリア次第です
相手先のヘッダを自分で確認するなら『ヘッダ情報が確認できる自分のメールアドレスをBccに指定してメールを送付する』という事で可能になります。
Bccで送られてきた自分で送信したメールのヘッダ情報の以下の部分を確認しましょう。
『Recieved from ~』という文言が何か所かあるはずですが、その後に続く時間を見つけてください。
-
-
-
- 『from 自分アドレス』に続く箇所:自分の送ったメールが自分側のサーバーに到達した時間
- 『Authentication-Results』の少し前の個所:送信先に届いた時間
-
-
-
-
-
-
- これをチェックすれば、自分側のメールサーバーに問題があったのか、受信側のサーバーに問題があったのかわかります。
-
-
-
相手側のサーバーはほとんどタイムラグなく届いているなら、受け取り側のメーラーや端末由来の問題、ということになりますね。
mineoはメールアドレス変更後は30日間まで新旧アドレスが併用可能
mineoはアドレス変更後も30日間は新旧アドレスが併用可能です。
30日を過ぎると旧アドレスは使えなくなるので、できるだけ早く相手方へ連絡を入れましょう。
mineoのメールアドレスドメインは「mineo.jp」なのでドメインを受信可能な状態にしておいていただくとアドレス変更でも手間をかけてしまうことは減らせるかもしれません。
なぜかmineoメールで不具合が起こったら解決するにはメール設定を確認すべし
mineoは格安な料金で使える嬉しいスマホです。
ですが、大手キャリアとは違った部分もあり、メールでのトラブルやお困りの方もいるのは確か。
ここで紹介した「mineoアカウントからのメールが届かない」「mineoアカウントへのメールが受信できない」「遅れる」時に確認すべきポイントを見直していただき、対策をとればストレスも最小限で使いこなせるものです。
どちらに問題があるのかわからない…という時に「ヘッダ情報をチェックする」という裏技も紹介しました。
ビジネス上欠かせないツールとなっているメール、こちらで紹介した方法で確認・対策をとって安心して使いこなせるようにしたいですね。