マーケティングの課題をテクノロジーで解決する、株式会社Macbee Planet。データを基盤とした分析・予測・最適化による新たな独自ソリューションを開発し、クライアントの収益拡大に貢献している。
同社は、初期のプロダクト開発から最新のデータオリエンテッドなソリューションの開発まで、フリーランスの業務委託エンジニアをコアメンバーとして活用。ビジネスの高度化に繋げている。その経緯を、執行役員プロダクト本部長の高原英実氏に伺った。
御社のサービスの内容や特色についてご説明ください
当社は、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の増大に特化したマーケティングを、自社独自開発によるデータ解析プラットフォーム『ハニカム』と、同じくWeb接客ツールの『Robee』を通じて支援しています。
『ハニカム』は、Webサイト上でユーザの年齢層や居住エリア、メディア閲覧状況などのオーディエンスデータを収集します。このデータと、クライアントが持つカスタマーの購入履歴データを結合させることで、LTVが高い集客メディアの特徴の抽出、及び、LTVが高いユーザペルソナ像を作成できます。
抽出した特徴と作成したペルソナ像を元に告を配信することで、LTVの高い新規ユーザに効率的にアプローチすることができ、LTVの向上とROIの最大化が見込めます。
『Robee』は、複数の広告表現案の中からLTVがより高い潜在顧客が興味を示す表現を自動判別・表示する機能と、ECサイトなどの「解約申込ページ」などに実装して解約を抑止するAI搭載チャットボット機能を備えています。このチャットボットは、解約ページにアクセスしたユーザと対話しながら解約を思いとどまらせるスクリプトを表示し、リテンションを図るというもの。こうした機能を提供しているのは、当社だけだと思います。
なぜITプロパートナーズを利用されたのでしょうか?
当社は2015年8月の設立です。その2年後に、1人目となるエンジニアを紹介してもらいました。
当時、先ほどご説明したようなプロダクトの開発や刷新をしていけるハイスキルのエンジニア採用に困っていたので、当社の代表が親しかったHajimari代表の木村さんに紹介を依頼したのです。
即座に紹介して頂いたSさんには、プロダクト開発のごく初期から3年ほどコアメンバーとして活躍してもらえました。2人目のMさんは、2019年7月から現在まで続けてもらっています。
2人目の際の採用事情は変化していて、通常のエンジニアの採用は順調に進んでいたのですが、今後事業を発展させていく上ではマーケティングと不可分のデータや統計、AIに強いエンジニアを確保しておく必要があるとの問題意識が生じていました。
もちろん、そうしたコアなエンジニアは正社員として採用したいと考えておりましたが、そのような優秀なエンジニアを短期的に採用することは市場的に非常に難易度が高いと理解しておりました。そこで、再度ITプロパートナーズさんに相談することにしたのです。
2人目のMさんはいかがでしたか?
Mさんも、要望をお伝えしてすぐに提案してもらいましたが、結論からいうと大変ラッキーでした。技術的なスペックは十分満たしている上に、アメリカで会社を経営した経験までお持ちの方で、ビジネスの視点で技術をどう生かしていけばいいかというところまで提案してもらえるのです。
かつ、新卒や中途入社のエンジニアの教育まで手伝ってくれ、Mさんの持てるスキルや知識をトランスファーしてくれるのです。当社にはなかった技術的要素を移植し、開発体制を整えてもらえています。ラッキーと言ったのは、当初このようなスペック・役割をフリーランスの方に求めていなかったからです。
Bさんの参画よって、ビジネスにどんな変革がもたらされましたか?
そうですね、参画してもらえて以降、データを中心にプロダクト開発や事業企画を進めていくようになりました。
先ほどご説明した解約抑止のチャットボットも、こうした流れの中で生み出されたプロダクトです。おかげで、ネームバリューのある大手企業にも導入してもらえ、事業の成長に弾みがついているところです。
この流れをもっと太くしていくために、さらに人材が必要となりました。蓄積したデータを解析して次のアウトプットに活かしていくといったプロダクトに繋げていくため、機械学習に強いエンジニアの紹介を、三度ITプロパートナーズさんに依頼しました。その結果、この6月にSさんを紹介して頂き、参画してもらっています。
Sさんのスタートぶりはいかがですか?
エンドユーザとの対話データやWeb上の行動情報からユーザの状態を解析し、ペルソナ像を結実させてチャットボットのスクリプトを最適化するといった開発に取り組んでもらっています。
そうした機能のイメージとスケジュール感を伝えるだけで、マイクロマネジメント的なことは一切せずできるだけのアプトプットを期待している状況ですが、本人としてもそれに応えるべくポジティブな姿勢を見せてくれています。ソリューションとしてより精緻化、高度化できると確信しています。
フリーランス業務委託のマネジメントで苦労されていることや工夫されていることは何かありますか?
一般的に、業務委託の方は依頼を忠実に実行する方が多いため、継続的かつ的確に依頼することが鍵となると同時に一部マネジメント工数がかかります。ただ、ITプロパートナーズさんから参画いただいた3名はいずれも目的やスケジュール感などの大枠を伝えるだけで自ら動いてもらえます。これは稀なケースだと思いますので、助かっていますね。
また、社員と業務委託が一緒になって業務を進めていくので、融合策としてチャットグループをつくったり一緒にランチに行くなどし、関係性構築を進めています。
総じて、ITプロパートナーズの効用をどうご評価頂けているでしょうか?
会社の現状とマーケットトレンドにはギャップが付きものです。社内に最先端の技術やトレンドにキャッチアップできていない部分がある場合、当該能力を持つスペシャリストを加えることによって引き上げる必要があります。
ITプロパートナーズさんは、まさしくそうしたスペシャリストを的確かつスピーディーに提案してくれます。同様の人材サービスはいくつも利用していますが、ITプロパートナーズさんはハイレベルな人材が揃っていますね。また、担当営業の方のレスポンスがとても早いので、何かと助かっています。ITプロパートナーズさんには、引き続きラッキーな人材のご提案をお願いしたいと思っています(笑)
成長フェーズの企業には、「必要な経験とスキルを持ち自走して成果を出してくれる人材」が圧倒的に足りていません。そこでITプロパートナーズでは、CxO・マネージャー人材に顧問契約やコンサルという形式ではなく「実働型プレイヤー」として参画いただくことで、成長企業のグロース人材不足問題を解決します。
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