コーディング費用相場とコーディング代行会社6選

こんにちは!

ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズのCTOの柳澤(やなぎさわ)です。 弊社は、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っている会社です。

こちらの弊社運営サイト、「スタートアップ開発ラボ STaP(スタップ)」では、企業の新規事業開発担当者の方や、システム開発責任者の方、事業責任者の方達に向けて、事業開発のコツや、自社プロダクトやWebサービスを立ち上げる際にポイントや注意点について、弊社ノウハウを包み隠さずにお伝えしています。

さて、今回はコーディングについてです。

社内でITエンジニアを抱えている企業でも、実際のシステム開発の際に自社要員だけで賄えることは極めて珍しいです。

というのも、コーディング、つまりシステムのパーツであるプログラムのコーディングには大変な工数がかかり、社内のITエンジニア数人で行うにはあまりに重荷だからです。

そこで多くの会社はコーディングの外注・代行を行っている業者と契約することになるのですが、これがなかなか大変。

というのもコーディングの外注・代行を行っている業者は非常に多く、どこに頼めば良いか悩ましいからです。

そこで今回は、コーディング費用相場をはじめ、おすすめな業者6社とコーディングの外注・代行業者の選び方のポイントをご紹介いたします。

コーディング費用相場について

コーディング費用の相場についてまとめようと思ったのですが、そんなもの作らなくてもすでに非常にわかりやすいサイトがありましたので、そちらの情報をここで紹介しますね。

Webデザイン制作費用の相場表

(クリックすれば拡大されます)

WEBコーディング制作費用の相場表

(クリックすれば拡大されます)

他にもWeb制作における費用相場についてまとめてくれているので、気になる方はチェックしてみてください。

参照:WEB制作(ホームページ制作)費用・料金の相場【2018年版】

URL:https://www.lab-ry-works.com/blog/?p=243

おすすめなコーディング代行会社8選択

早速、おすすめなコーディング代行会社を見てみましょう。

コーディングパック

コーディングパックはHTMLコーディング、WordPress構築、デザイン企画とWebサイト制作を得意とするコーディング代行業者です。

特徴としては土日祝でも対応してくれるためスピードが速いということです。

そうなると早いのは良いけれど、仕事は雑ではないか、という心配を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、過去実績にて、WordPressの改ざん対応として、被害状況の分析、WordPressの再インストール、改ざん対策を含めたWebサイトのデザイン、コーディングによる新規構築まで行った事例が紹介されており、単なるコーディング代行業者に留まらない技術力がある業者であることが伺えます。

ちなみに、電話からだけでなく、公式サイトにてチャット形式で担当者に問い合わせことが可能です。

商号:株式会社だいずらぼ

設立:2008年8月

資本金:380万円

代表者:梅原 健

所在地

○神戸本社

神戸市中央区元町通4-6-21 ジュネスビル6階1号

○東京営業所

東京都渋谷区渋谷3-5-16 渋谷3丁目スクエアビル2F katanaオフィス渋谷

電話:脇本 雅也

ファストコーディング

ファストコーディングの特徴は、セマンティックコーディングと呼ばれるSEOに有利なコーディングが採用されているのは当然として、Schema.org準拠のタグ設置も無料に行ってくれる点です。

Schema.orgとはWebサイトの理想の構造について検討する組織で、Schema.orgに準拠したWebサイトの方がそうでないサイトよりもSEO上で有利になります。

料金体系のシンプルさもファストコーディングの特徴といえ、jQueryとWordPressについては、驚きの無料対応です。

更にさらに、納品前にファストコーディング側のテストサーバーで確認ができ、問題があればすぐさま修正して貰えます。

修正は何度でも無料です。

商号:株式会社ファストコーディング

設立:2015年5月

資本金:1000万円

代表者:黒川 真吾

所在地

○東京事務所

東京都台東区東上野2-18-7 共同ビル3F電話:(代表)03-6413-7735

○大阪事業所

大阪市中央区伏見町4-4-9 OX淀屋橋ビル3F

コーディングアライブ

コーディングの外注・代行業者といえば文字通り、Webサイトを制作するためのプログラムをコーディングする会社が多いですが、コーディングアライブはコーディングだけでなくWebサイトのトータル的な価値上昇を主眼に置いたサービスを展開しているのが特徴です。

具体的に言えば、Webサイトにアップロードする写真や動画の撮影も代行してくれます。

また、企業情報でも明らかなように名古屋だけでなく、ベトナムやサンフランシスコなど海外拠点を持っています。

内実はわかりませんが、オフショア拠点であると同時に、時差を利用して日本が夜のうちに、コーディングを進めてくれる効果があると思われます。

商号:アライブ株式会社

設立:2001年9月

資本金:3000万円

代表者:三輪尚士

所在地

○名古屋オフィス

名古屋市中区錦1-15-8 アミティエ錦第一ビル2F

○ベトナムオフィス

Unit 305 Citilight Building, 45 Vo Thi Sau, Da Kao Ward, District 1, HCMC, Vietnam

○サンフランシスコオフィス

665 Third St. Suite 536 San Francisco, CA 94107

電話:(代表)052-201-2525

coding one

レスポンシブデザインに特化したコーディング外注・代行業者がcoding oneです。

レスポンシブデザインというのはPC用サイト、スマートフォン用サイト、タブレット用サイトをそれぞれ用意するのではなく、一つのWebサイトがどういった端末からアクセスされたか判断して、その端末に相応しい形で表示させる仕組みのことです。

メリットとしては、PC用サイトやスマートフォン用サイトといった風に分けていると、二つのWebサイトの更新が必要になり管理が大変ですが、レスポンシブデザインであれば、一つのWebサイトを更新するだけで済みます。

また、SEO対策においてもレスポンシブデザインは有効です。

Googleの現在の検索順位アルゴリズムにはモバイルフレンドリー、つまりスマートフォンに最適化されたWebサイトは上位に表示されやすくなる、という考え方が導入されたので、レスポンシブデザインではないサイトよりレスポンシブデザインサイトの方が優位になります。

商号:株式会社カロニマ

設立:2013年10月

代表者:松山 貴至

所在地:大阪市中央区内本町1-1-5 プラスサンビル 205

電話:(代表)06-6910-1978

クロノドライブ

クロノドライブはコーディング外注・代行業者の中では比較的歴史のある業者です。

その特徴として、長年のノウハウに培われたチェッカー、つまりコーディングされたプログラムのチェック者のスキルの高さを売りにしており、自社のコーディンではないものをチェックするサービスも展開しています。

社内エンジニアでコーディングしたものをプロの第三者にチェックしてもらえるサービスは、社内エンジニアの労力削減だけでなく、能力アップにも貢献するため、思いのほか需要があるそうです。

商号:株式会社クロノドライブ

設立:2000年8月

資本金:2000万円

代表者:小原 琢磨

所在地

○東京オフィス

東京都千代田区飯田橋3-2-2 飯田橋3丁目ビル3F

○制作・サポートセンター

宮城県仙台市青葉区一番町1-1-30

電話:(代表)03-6416-5813

コーディングHTML.net

Webサイトは一度作成したら終わりではありません。

アクセス数を増やすため、更新や改良を続けるのが常です。

コーディングHTML.netはコーディングの外注・代行だけでなく、Webサイトが稼働後についても月額制でWEBサイトの定期更新・運用やアクセスレポートの発行などのサービスがあることを特徴としています。

商号:フォーグローブ株式会社

設立:2006年10月

資本金:1500万円

代表者:畑野 裕亮

所在地:東京都品川区上大崎2-14-5 クリスタルタワー7F

電話:(代表)03-6447-7286

コーディングの外注相場ってどれくらい?

コーディングの外注相場は一概には言えません。と言うのも、その時のプロジェクトによって工数も変化するからです。

そこで、費用の多くを占める職種ごとの人件費について明記しておくので、参考にしてください。

職種ごとの人件費相場

デザイナー:30,000円〜60,000円

ディレクター: 40,000円〜60,000円

プログラマー: 60,000円〜80,000円

プロデューサー:50,000円〜80,000円

コーディングを外注する時に見るポイント!

すでにお伝えした通り、コーディングの外注・代行を行っている業者はいくつもあり、確かな能力の持っている業者は、今回ご紹介した6社以外にもあるはずです。

しかし、残念ながら、その逆に能力に若干の不足がある業者が存在するのも確かです。

そこで今ここではコーディングの外注・代行業者を評価するポイントを三点お教えします。

①技術力・正確性

まず一つ目は、技術力・正確性です。

極論すれば、バグのない美しいコードを書けるかどうかです。

ここでいう美しいコードとは、パスタのように絡み合っているせいで実装者以外には判読の難しいスパゲッティコードになっていない、というレベルの話に留まりません。

コメント行の起き方・書き方にもコツがあり、場合によっては外注元で社内ルールを定めていることもあります。それに順守したものを納品できるかも重要なポイントです。

②対応範囲

二つ目は対応範囲です。

少々、技術力と重複してしまいますが、レスポンシブデザインができない業者にレスポンシブデザインでWebサイトの作成を依頼することはできません。

また、例えばWebサイトのデザインは一年単位でトレンドが変わると言われますが、デザインが変わるということは、そのデザインを表現するためのコーディングも変わっているのです。

Webサイトに限らずシステムにはトレンドがあり、トレンドごとのコーディングのセオリーのようなものがあります。

そのセオリーに付いていけていない業者も選ばない方がベターでしょう。

ただし、こちら側がセオリーを押さえているのであれば、こちらかフォローアップすることは可能です。

③スピード

三つ目はやはりスピードです。

速やかにコーディングを行い、内部でしっかり確認した上で納期を守って納品してくれるコーディング外注業者・代行業者が良い業者です。

ちなみにですが、コーディングは基本的には悩まず設計書通りにどんどんコードを書いてシステムを作り上げていくフェイズです。

上流工程でシステムの方向性決めで遅延した案件では、コーディングのプログラマー数を当初より増やしてコーディングの期間を短くする技があったりします。

まとめ

今回はコーディング外注・代行業者について取り上げましたが、コーディングするのは当然として、どういった付加価値を提供するかは業者によって様々です。

いくつかの業者を検討し、より良い業者にお願いするのが良いでしょう。

その際の基準は、技術力、対応範囲、そしてスピードが重要な評価指標となります。

この記事が皆様のお役に立てば幸いです。

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