Redmineの表の書き方を画像付きでわかりやすく解説

Redmineの表の書き方を画像付きでわかりやすく解説しています。
基本的な表の作成から応用まで紹介しますが、例を参考にすることで簡単に作成することが可能です。
目次
redmine表の書き方(基本形)
redmineは、textile記法を使うことで表を描くことができます。
各要素を「|(パイプ)」で区切っていくことで表を作成可能です。
例
|ヘッダー1|ヘッダー2|ヘッダー3|
|文字列1|文字列2|文字列3|
プレビュー表示の仕方
編集で表を作成して、プレビューで確認することができます。
redmineで表に色をつける方法
redmineで表に色をつける方法には、以下の4種類があります。
- 表の文字列を赤文字色にする方法
- 表全体に色を付ける
- 行に色を付ける
- 列に色を付ける
表の文字列を赤文字色にする方法
文字列の色を変更する場合には、以下の2種類の方法があります。
「red」「#ff0000」のHTMLのカラーコードを使用することで好きな色に変えてみましょう。
%{color:red}文字列% %{color:#ff0000}文字列%
|ヘッダー1|ヘッダー2|ヘッダー3|
|%{color:red}文字列1%|%{color:#ff0000}文字列2%|文字列3|
表全体に色を付ける
表全体に色を付ける場合には、以下のコードを使用します。
table{background:red}.
table{background:red}.
|ヘッダー1|ヘッダー2|ヘッダー3|
|文字列1|文字列2|文字列3|
|文字列4|文字列5|文字列6|
行に色を付ける
行に色を付ける場合には、以下のコードを使用します。
{background:red}.
{background:red}. |ヘッダー1|ヘッダー2|ヘッダー3|
|文字列1|文字列2|文字列3|
列に色を付ける
列に色を付ける場合には、以下のコードを使用します。
{background:red}.
|{background:red}.ヘッダー1|ヘッダー2|ヘッダー3|
|{background:red}.文字列1|文字列2|文字列3|
redmine表のセルを結合
redmineの表のセルを結合するには、「/」「\」を使います。
縦方向の結合は「/NUM」、横方向の結合は「\NUM」。NUMにいくつのセルを結合させるか数字を入力します。
表のセルを縦方向に結合
表のセルを縦方向に結合する場合には、「/NUM」を使います。以下の例では、「文字列1」を縦方向に3セル結合しています。
|ヘッダー1|ヘッダー2|ヘッダー3|
|/3.文字列1|文字列2|文字列5|
|文字列3|文字列6|
|文字列4|文字列7|
表のセルを横方向に結合
表のセルを横方向に結合する場合には、「\NUM」を使います。
以下の例では、「文字列1」を横方向に3セル結合しています。
|ヘッダー1|ヘッダー2|ヘッダー3|
|\3.文字列1|
|文字列2|文字列4|文字列6|
|文字列3|文字列5|文字列7|
redmine表の太字にする方法
redmine表を太字にするには、文字列の前に「_.」をつけます。
以下の例では、「ヘッダー1」「文字列1」を太字に変更しています。
|_.ヘッダー1|ヘッダー2|ヘッダー3|
|_.文字列1|文字列2|文字列3|
redmine表の文字列のセンタリング・右寄せ・左寄せ
redmine表の文字列の配置を変更する場合には、センタリング「=.」、右寄せ「>.」、左寄せ「<.」を使います。
|=.センタリング|
|>.右寄せ|
|<.左寄せ|
redmine表のセル内を改行する方法
redmine表のセル内を改行するには、ファイルの設定する必要があります。
redmineのファイル「redcloth3.rb」を開いてから「ALLOWED_TAGS」を検索。ALLOWED_TAGSを以下の内容に修正することで、改行を認識するようになります。
ALLOWED_TAGS = %w(redpre pre code notextile br)
「br」を付け足すことで改行できます。redmineを再起動をしないと反映されません。
以下の例では、「文字列1」「文字列1-1」の間が改行されます。
redmine表のセルの幅を変えたい
redmine表のセルの幅を変えるには、文字列の前に「{width:100px}.」をつけます。
以下の例では、「文字列1」を100pxに指定しています。
|{width:100px}.文字列1|文字列2|文字列3|
redmine表の折りたたみ
redmineの表を折りたたむには、囲みたい箇所に以下のタグを記載します。
{{collapse(折りたたみを表示, 隠す) }}
表示をクリックするとテーブルが表示されます。隠すをクリックするとテーブルが閉じます。
{{collapse(表示, 隠す)
|ヘッダー1|ヘッダー2|ヘッダー3|
|文字列1|文字列2|文字列3|
}}
redmine表の罫線を消し方
redmine表の罫線を消し方には、文字列の前に「{border-style:none}.」をつけます。
以下の例では、「文字列1」の罫線が消えます。
table{border-style:none}.
|{border-style:none}. 文字列1|文字列2|
まとめ:redmineの表を書き方は簡単
Redmineの表の書き方は、「|(パイプ)」を使うことで描くことができます。
例をコピーしてカスタマイズすることで、簡単に表を作成可能です。
表を作成することで見やすさが全然変わってしまいますので、使い方をマスターしましょう。