中堅社員が辞めていく9つの理由!辞めさせない5つの方法とは?
中堅社員が辞めていくと、自分の会社は本当に大丈夫だろうか?と心配になりますよね。
また、会社にとって将来的に活躍ができる人材を辞めさせるわけにもいきません。
そこで今回は、中堅社員が辞めていく9つの理由と辞めさせない5つの方法を紹介します。
ぜひ参考していっていただければと思います。
中堅社員が辞めていく9つ理由
中堅社員を辞めていく9つの理由を紹介します。
- 仕事がつまらないと感じる
- 成長することができない
- 将来性のない会社
- 出世の見込みが薄い
- サービス残業が当たり前の会社
- 人間関係がめんどくさい
- 仕事が割に合わないと感じる
- 転職したい会社がある
- 他の会社から誘いがある
1.仕事がつまらないと感じる
仕事がつまらないと感じることが中堅社員が辞めていく理由の1つです。
例えば、ルーティンワークが多くなってはいないでしょうか?
当然ですが、同じ業務を毎日繰り返すような仕事ではどうしてもその仕事に飽きてしまうもの。
組織として動く以上、ある程度のルーティンワークが発生するのは避けれないことですが、社員がやりがいを感じる仕事を増やすことができなければ、中堅社員が辞めていくことを止めることはできないでしょう。
2.成長することができない
中堅社員は、自分が成長できる環境でなければ会社を辞めるか検討します。
現代では終身雇用が崩壊し、「転職でのキャリアアップ」を前提として働いている人がほとんどです。そして転職をするためには、武器となる経験やスキルを身につけないといけません。
そのため、自身のキャリアアップにつながらない、経験やスキルを身につけられない環境で働き続けるのであれば、他に成長できる環境を求めるのは当然の動きと言えるでしょう。
3.将来性のない会社
中堅社員になると将来性がある会社かどうか判断できるようになります。
特に優秀な人材であるほど、会社の利益や経費などを意識し、利益が出ていないことが分かれば会社の将来性がないと判断します。
将来性がなく業績が伸び悩んでいるのであれば給与アップも見込めず、今の職場で働くメリットも感じられなくなるでしょう。
4.出世の見込みが薄い
「毎日頑張って成果を残しているのに、昇給や昇格も見込めない…。」
このような出世の見込みが薄い会社で働き続ける中堅社員は多くはないでしょう。
また、昇給や昇格を用意している企業であっても、適切な評価制度が整っていない場合は同じような不満が生まれてしまうため注意しましょう。
5.サービス残業が当たり前の会社
当然ですが、サービス残業が当たり前の会社では中堅社員が辞めていく可能性が高いです。
どれだけ頑張って働いても給料が増えることはないのですから、あなたの会社で働き続けるモチベーションはどうしても下がり続けてしまいますよね。
例えば、時給2000円×残業時間30時間の場合は毎月60,000円の収入の差がでます。
年間にすると720,000円です。
中堅社員が辞めていく可能性が高くなるのはごく自然のことではないでしょうか。
6.人間関係が面倒くさい
会社で働いていると人間関係が面倒くさいと感じて中堅社員が辞めていくことがあります。
職場で人間関係が面倒に感じる原因は様々です。
例えば、「上司への気遣いが面倒」「会話がかみ合わない」「冷たくされている」などのことが考えられます。
さらに優秀な社員であれば周囲から嫉妬を受けやすくなり、コミュニケーションが面倒だと感じることがありますね。
そのような職場環境の場合、やりがいのある仕事でも人間関係を理由に辞めてしまうことが多いです。
7.仕事が割に合わないと感じる
仕事が割に合わないと感じる場合には、中堅社員が辞めていく可能性があります。
例えば、「仕事量と給料のバランスが悪い」「責任がある仕事をしているのに給料が低い」「仕事をしていない上司の方が給料をもらっている」といった場合です。
1on1ミーティングを実施するなど、定期的に社員が抱えている不平不満をキャッチアップできる環境を整えていない会社ほど、上記のような理由での退職が増えるでしょう。
8.転職したい会社がある
転職したい会社がある場合、中堅社員が辞めていく理由の1つになります。
中堅社員になると将来のキャリアプランを考えるので、今の仕事をこのまま続けていくか迷うことがあります。年齢によっては、異業種への挑戦を考えている人もいますよね。
現代は前述したように終身雇用が崩壊し、転職によるキャリアアップが当たり前となっているため、転職を理由とした退職は一定数避けることはできないでしょう。
9.他の会社から誘いがある
中堅社員になると人脈が広がり、他の会社から誘い(スカウト)を受けることがあります。
特に取引先などでは、その人が優秀かどうかを他社も知る機会が多いため、高収入や好条件が提示する場合が多いです。
その際に今の会社で働き続ける魅力づけができない場合には、引き抜かれてしまう可能性も高まるでしょう。
中堅社員を辞めさせない5つの方法
それでは次に、中堅社員を辞めさせない5つの方法を紹介します。
- ①中堅社員の仕事を減らす
- ②中堅社員のキャリアプランを明確にする
- ③人事評価制度を整える
- ④能力に見合った給料を与える
- ⑤面談やイベントの機会を増やす
①中堅社員の仕事を減らす
中堅社員を辞めさせない効果的な方法として、「仕事を減らす」方法があります。
優秀な社員ほど新しいことにチャレンジをしたがる傾向があり、既存の仕事を早く終わらせチャレンジできる時間を増やすことを重要視している場合が多いです。
しかし企業側としては優秀な社員にタスクを割り振りたくなってしまい、せっかく新しいことにチャレンジする時間を作り出したのにも関わらず他の社員でもできる仕事を任せてしまいがちです。
後述するキャリアアップの話にもつながりますが、常に社員が働く目的を確認しておきましょう。もしも社員が新しいことにチャレンジをしたがっているのであれば、既存の誰でもできる仕事を任せるのではなく、チャレンジできる環境を与えられる仕事を任せることでやりがいを感じてもらうことができます。
社員と企業、双方にメリットのある方法ではないでしょうか?
②中堅社員のキャリアプランを明確にする
中堅社員を辞めさせない方法は、キャリアプランを明確にすることです。
社員は常に将来への漠然とした不安を持ち、「このまま今の会社で働き続けていて大丈夫だろうか?」を考えています。
ですので、1年間に2回以上は、経営者や上司とキャリアプランを話し合う機会を作ってあげましょう。
最近では週に1回30分程度の頻度で行う1on1ミーティングで、上司と部下が密にコミュニケーションを取る仕組みを取り入れる企業も増えてきました。
社員はどんなビジョンを持っているのか?そのために今何がしたいのか?今の会社でそれが実現できるのか?など、今の会社で働き続ける理由を明確にすることができれば、今よりも意欲的に仕事に取り組んでくれるようにもなるでしょう。
③人事評価制度を整える
仕事に対する適切な評価は、会社にとっても社員にとっても重要です。
どんな人でも評価は正当にしてもらいたいので、会社に貢献した分評価されるとモチベーションも上がりますよね。
何より、「昇格して今よりも大きい仕事を任されるようになりたい」「昇給して今よりも稼ぎたい」など理由は様々あると思いますが、昇給や昇格を求めない社員はほぼいないのではないでしょうか?
しかし、従業員に対する評価制度をしっかりと整備できていない企業がほとんどです。
人事評価制度を整えることで、離職の防止、従業員のモチベーション、企業と従業員の信頼関係向上など会社や従業員にもプラスになります。
辞めていく中堅社員を減らすためにも、必ず取り組むようにしましょう。
④能力に見合った給料を与える
人事評価制度の話にもつながりますが、仕事に対する成果や責任など能力に見合った給料を与えるようにしましょう。
中堅社員になるとリーダーとしての責任や後輩の面倒を見るなど、さまざまな役割が自然と増えていきます。
新卒社員と違って業務をこなすだけではないため、常にリソース不足との戦いです。
そのような中、「中途で入ってきた社員の方が給料が高い」「新卒の方が給料のアップ幅が大きい」といったことで不満が溜まってしまう状況がよく見受けられます。
不必要な不満を溜めさせないためにも、責任や業務の負担が増えることがあるようなら能力に見合った給料を与えるようにしましょう。
⑤面談やイベントの機会を増やす
社員同士の交流や情報交換の場を設けることも重要です。
社員同士が素直に話す環境が整っている場合には、会社での悩みや将来性について話すことができます。
もちろん、イベントを強制することはNGですが、経営者や上司とコミュニケーションを取ることで普段話せない内容まで相談できることもありますよね。
イベントの機会を増やし、話しやすい環境を作ってあげることで中堅社員の悩みを解決できる可能性も高まるでしょう。
まとめ:辞めていく中堅社員を増やさないために
終身雇用が崩壊した現代では、中堅社員が辞めることを完全に止めることはできないでしょう。
無理に引き止めることは今後の企業の採用ブランドを傷つけることにもなりかねません。
とはいえ、企業に貢献している中堅社員が辞めてしまうことは企業の売上にも直結する重要な問題ですし、同じような人材を採用するためには多くのコストがかかることになり、できれば避けたいことですよね。
そこで今回は、中堅社員が不必要に辞めてしまう原因を作らないよう、中堅社員が辞めていく9つの理由と辞めさせないための5つの方法についてお伝えしました。
ぜひ今回の内容を参考に、社員が働き続けたいと思える企業づくりを推進していきましょう。
