新規事業が失敗する5つのパターンとは?成功するためのコツも解説!
新規事業をせっかく苦労して立ち上げても、すぐに失敗してしまうスタートアップ企業は多いです。
また、失敗を次の事業に活かせれば良いのですが、失敗理由を満足に分析できず、同じ誤ちことを繰り返してしまうこともあります。
新規事業で失敗しないためには、事業が失敗するパターンを知り、自社が当てはまっていないか検討することが大切です。
そこで本記事では新規事業が失敗するパターンをまとめました。
加えて、新規事業を失敗させないためにはどんなことをすればよいのか、具体例も解説しています。
本記事を読むことで事業を成功するための鍵がつかめることもしれませんよ。
ぜひ自社の事業が、これらの失敗パターンに陥っていないか確認してしてくださいね。
新規事業が失敗する理由
新規事業が失敗する理由には大きく分けて5つあります。
- 顧客ニーズを考えていない
- スキルをもった人材が足りていない
- 新規参入するタイミングが悪い
- 悪くなったときにきちんと撤退しない
- チームワークが取れていない
自社の事業がこれらに当てはまっていたら要注意ですよ。
顧客ニーズを考えていない
新規事業が失敗するもっとも基本的な理由は、顧客ニーズを十分に汲み取っていないことです。
なぜ顧客ニーズを汲み取れないかというと「自社の強みを活かしたい」とか「作りたいものを作りたい」とかの感情を優先してしまうから。
そうすると、顧客が本当に欲しいものとはかけ離れたサービスになってしまいますね。
たとえば、自社に人工知能のエキスパート社員が多く揃っているからといって、人工知能をフルに活かしたサービスを作っても、それが成功するとは限りません。
「自社の強みを活かしたい」というのは一見すると良さそうにも思えますが、落とし穴にハマるケースも多いのです。
このように、顧客ニーズをしっかりと分析することはマーケティングの基本であり重要ですよ。
また、顧客ニーズを分析はしたものの、「実は顧客の求めているものではなかった」というパターンもあります。
有名な例を1つ挙げると、マクドナルドのサラダマックの失敗というものがあります。
マクドナルドはユーザーから「もっとヘルシーなメニューを増やして欲しい」という意見を聞き、一時期サラダ系のメニューを増やしていました。
しかしながら、いざ販売を開始したら、サラダ系の商品はほとんど売れなかったのです。
このように、顧客に何が欲しいと聞いたところで、顧客が本当に欲しいものがわかるというわけではないのです。
こういったケースを防ぐためには、顧客が本当に求めているものをより深く分析していく必要があります。
いずれにせよ、顧客ニーズを考えることは新規事業を作っていく上で重要なものと言えますね。
スキルをもった人材が足りていない
新規事業を作るのに必要な人材が足りていない場合もあります。
たとえば、ユニークなデザインのwebサイトを作りたいと思っても、優れたwebデザイナーが社内にいないなど……。
新しいwebサービスを作る場合は、人材が足りているのかしっかり見極める必要があります。
また、自社でできないものはいかにアウトソーシングしていくかも重要です。
ただ、アウトソーシングするにしても、費用が足りなくならないかを考えないといけません。
このように、特に人数の少ない会社では、スキルをもった人材がちゃんと足りているのか、把握しておく必要があります。
新規参入するタイミングが悪い
新規参入するタイミングが悪くて、新規事業に失敗するケースも多いです。
なぜかというと、他の会社がもうすでに手をつけているような状態だと、ユーザーにとっては何の新鮮さもないことがあるからです。
新しい事業にチャレンジする場合は、「そのサービスはもう他の会社でやられていないか」を吟味する必要があります。
たとえば、総合型を求人サイトを今から作っても、もうすでに求人サイトは世の中に山程存在しますよね。
特に、求人サイトはリクナビやマイナビなどの大手が強く、新規サービスが誕生しても誰も目を向けてはくれず、せっかく立ち上げても使ってくれない可能性があります。
このように、新規参入するタイミングが悪いと、新規事業が全くハネずに終わってしまうこともありえるのです。
悪くなったときにきちんと撤退しない
新規事業が失敗してもすぐに撤退して被害を最小限に留めれば、また再チャレンジすることが可能です。
しかしながら、新規事業が失敗しそうになっても、中々徹底する判断を出せずに、被害をどんどん拡大させてしまう会社があります。
なぜ潔く撤退できないのかというと、1つの事業に思い入れがありすぎてしまい、絶対に成功させてやるという思いが強くなって、周囲の声が聞こえなくなってしまうから。
このように、新規事業を立ち上げる場合は、1つのことに執着するのはあまりよくありません。悪くなったら潔く撤退することも重要です。
チームワークが取れていない
チームワークが取れないことで新規事業に失敗するケースも多々あります。
たとえば、会社の上層部が自分の意見ばかりを優先してしまい、開発メンバーのやる気を削いて、チームワークが取れなくなることがあります
たとえば、上層部が「ここはこうしろ」と言ってばかりで、実際にサービスを開発している人の意見に耳を傾けなかったとします。
すると、開発している人たちはただ言われるがままにサービスを作ることになるため、開発者のモチベーションも下がってしまい、サービスの品質が下がってしまうことがあるのです。
このような流れが発生してしまうと、チームワークが取れずに新規事業に失敗することもあります。
新規事業を失敗させないコツ
ここまで新規事業が失敗するパターンについて解説してきました。
それでは、新規事業を失敗させないためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?
ここでは新規事業を失敗させないコツを2つ挙げました。
- 顧客が本当に求めているいるものを分析する
- トライアンドエラーを小さく繰り返す
顧客が本当に求めているものを分析する
新規事業を失敗させないためには、顧客が本当に求めているものをしっかり分析することが大切です。
なぜなら、顧客のニーズを分析することは、マーケティングにおいてももっとも基本となることであり、ここを無視すると最初の方向からずれてしまいます。
これも有名な例ですが、たとえばあなたがホームセンターで働いていて、お客さんから「ドリルが欲しい」と言われたとします。
ここで、言われるがままオススメのドリルを紹介してしまうのはよくありません。お客さんにいったん「なぜドリルが欲しいのですか?」と聞くことが大事です。
そこでお客さんが「木材に穴を空けたいから」と返してきたとします。そしたら、お客さんに「すでに穴の空いた木材はこちらですよ」と言ってあげるのです。
つまり、お客様が本当に欲しいものはドリルではなく、穴の空いた木材であるということ。そのことを見極める必要があったのです。
このように、「なぜお客様はそれを求めているのか」を深く分析して、顧客が本当にもとめているものを見極めるのが重要ということですね。
トライアンドエラーを小さく繰り返す
新規事業を大きく失敗させたくないなら、トライアンドエラーを小さく繰り返すことをオススメします。
なぜなら、トライアンドエラーを小さく繰り返せば、仮に失敗しても被害を最小限に留めることができるからです。
たとえば、アプリをリリースするときはβ版をリリースするのが基本。試作品をまずユーザーに使ってもらい、「もっとこうした方が良い」という意見を集めます。
そして、それらの意見を元にして、最終的な完成版を作っていくのです。
このような工程を踏むのは一見遠回りなようですが、もしユーザーからβ版が不評だった場合その時点で撤退することができて、被害を抑えることができます。
最初からいきなり完成版を世に出してしまうと、トライアンドエラーを繰り返すことができず、被害が大きくなってしまう恐れがありますよね。
このようにして、トライアンドエラーを小さく繰り返すことで、リスクを抑えることは肝心です。
まとめ
本記事では、新規事業に失敗するパターンを5つ挙げました。
新規事業を立ち上げようとしている方は、本記事で挙げたパターンに合致していないか確認しておくことをオススメします。
新規事業を失敗させないためには、顧客が求めているものを分析しつつ、トライアンドエラーを小さく繰り返して改善していくことが重要です。
本記事を参考にして、ぜひ新規事業に取り組んでみてくださいね。
