〜確かな技術力+高いコミュニケーション能力。その力がクライアントのビジネスを形にする〜【ITプロ×クライアントインタビュー】#9 株式会社モンスター・ラボ

株式会社モンスター・ラボ サービス開発事業部 プロデューサー 岡田崇嗣氏

音楽配信サービスからスタートし、今やITを軸とした幅広いサービス企画や世界7カ国13拠点を活用したグローバルソーシングを手掛けるモンスター・ラボ。

クライアントの要望にあわせたサービス企画・開発事業を担当する岡田崇嗣氏に、そのビジネスを実現する人材像と、それを支えるITプロパートナーズのサービスについて伺った。

■事業拡大の重要課題だった「人材確保」

Q.モンスター・ラボの事業内容をお聞かせください。

弊社は音楽配信事業をメイン事業に2006年に創業し、今年で12年目を迎えました。

現在はグローバルソーシングを軸に音楽配信事業、サービス開発事業とゲーム事業の3本を柱としています。 

 

私が所属するサービス開発事業では、クライアントの要望にあわせたWebサービスやスマホアプリの開発を手掛けています。

弊社の特徴としては企画からデザイン・設計・開発までをワンストップソリューションで提供できること。

さらに、現在中国・バングラデシュ・ベトナム・フィリピンに有する海外開発拠点においてオフショア開発が可能なので、豊富な人材プールをコストメリットを持って提供できることも大きな強みとなっています。

 

 Q.順調に成長されている中での課題が出てきたとのことですね。

現在国内の社員は150名、海外拠点の社員を合わせると600名ほどいますが、半数以上は事業の拡大にあわせてここ2~3年で参画したメンバーです。

採用活動はうまくいっていますが、それでも人材の不足感は否めません。

そこで、外部のパートナー人材の活用について人材エージェントに相談することにしました。

 

 弊社の場合、国内で要件定義・仕様確定、海外拠点で開発を行うケースがほとんどなのですが、不足しているのは要件定義・仕様確定といった開発上流工程を担う人材です。

われわれは常にクライアントの成功にコミットすることを第一義としています。

すなわち、システムの設計にはクライアントの要望を十分に引き出し、理解することが非常に重要になってきます。

そのため、技術力はもちろんですが、それ以上に高いコミュニケーション能力を求めています。

■企画の具現化に必要な「コミュニケーションスキル」を重視

 Q.実際にITプロパートナーズを活用されてみていかがだったでしょうか。

現在ITプロパートナーズから3名の方にご参画いただいていますが、みなさん非常に優秀な方ですね。

クライアントの要望をきちんと理解し、さらにエンジニア目線で分析した上で必要な情報をプロジェクトメンバーに提供してくれています。技術力はさることながら、そのコミュニケーション能力には驚きました。

 

実は、社内で意見を述べたりできる人は少なくないのですが、クライアントのいる場できちんと意見交換をしたり、提案できる人はなかなかいません。

クライアントと一緒にそのビジネスを作っていきたいと考えている弊社には不可欠な要素なのです。

 

また、ITプロパートナーズの提案は、弊社の要望に対して真摯に向き合ってくれていると感じますね。

柔軟な対応も魅力的です。

中には技術力アピールのみにポイントをおいて数ばかり提案してくるところもあり、「本当にこちらの要望を理解してるかな」と不安になることも。

その点、ITプロパートナーズは求める人材像をきちんと把握して的確な提案をしていただいていると思います。

3名についても要望通りのスキルの人が来ています。

■「多様性」がクライアントのビジネスを実現する

Q.引き続き大きな成長が見えますが、今後求める人材像はありますか?

おかげさまで日々新しいお話を頂戴します。

弊社は「IT」をキーとしてクライアントのビジネス成功をお手伝いしており、その実現を約束していきたいと常に考えています。

そのサービスをなぜ立ち上げたいのかという背景をきちんと理解し、ビジネス観点で成功させるための企画力のあるエンジニア、UXデザインを考えられるディレクターやデザイナーはまだまだ必要ですね。

また、その後の事業拡大、サービス拡大のためのグロースハッカーも必要だと感じています。 

 

弊社は多様な価値観をリスペクトするという企業文化を持っています。

私を含め、まったく違う業界出身者や職種経験を持つ人材も多くいます。

もちろん、社外人材の方もウェルカムです。日々のミーティングなどのほかにも、社内勉強会などを開催するのですが、そういった場でパートナー人材の知見の広さに驚かされることも多いんです。

非常に良い刺激になっていますね。

今後もそういう人たちにはたくさんジョインしてもらいたいと思います。

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