チャットワークの装飾機能で業務効率UP!装飾方法の全貌解説!
LINEやメールではスタンプや絵文字を使ったやり取りが当たり前になっている今、チャットワークも何か装飾して見やすくならないかなぁと考えたことはありませんか?
実は、LINEほど色々なパターンがあるわけではないのですが、ビジネス利用されるチャットワークだからこそ便利な装飾ができるのです。
ただ文章の羅列になってしまうとわかりにくいところも、重要なポイントを枠で囲んだり、見出しを付けたり、画像をスタンプのように張り付ける技も紹介します。
目次
チャットワークのテキストを装飾できる?
冒頭でも触れましたが、チャットワークにはいくつかテキスト部分を装飾するコードが用意されています。
怪しい裏技などではないので、仕事上の大事な関係先でも安心して使ってみてください。
使い方も、コードさえ覚えてしまえば簡単ですから、これから紹介するコードを参考にしてみていただければと思います。
チャットワークで特定のコード入力で文字を装飾できる
テキスト部分を装飾するコードは以下の5種類あります。
それぞれのコードの使い方をイメージ画像と合わせて紹介していきましょう。
もちろん、1度のメッセージで複数のコードを使うこともできるので、オリジナリティあるメッセージを作成して業務を円滑に進めていきましょう。
①メッセージに罫線を表示する
罫線タグ[hr]
罫線タグ[hr]を使うと、このように文章を仕切ることができます。
例えば、業務内容の概要と詳細を伝えるときにも、概要部分と詳細部分の合間に[hr]を挿入すれば分かりやすくなりますね。
②文字を枠で囲む
囲み枠タグ[info]内容[/info]
囲み枠は画像のように、特定の文章や単語を四角い枠で囲んで表示させることができるもの。
例えば業務連絡として忘れないで欲しい文言や会議の予定、などを目立たせることができますね。
③見出しを付けた枠で囲む
囲み枠タグ(見出しあり)[info][title]見出し[/title]内容[/info]
先ほど紹介した囲み枠に、さらに見出しを付けてわかりやすくする方法です。
[title]と[/title]の間にはタイトルを、[/title]と[/info]の間に囲み枠内に表示させたい内容を編集します。
こうすると、業務連絡時に特定の資料からこの部分をチェックしておいてほしい、といったときに見出しに資料名、確認して欲しい部分を内容に編集してパッとみてわかりやすいメッセージを送ることができます。
④コード変換(文字化け)されないようにする
絵文字の変換を無効にする[code] ●● [/code]
(画像上は変換されてしまったもの、下は[code]で変換を防いだもの)
システム開発をしていると、例えば修正方法の質問を受けてソースコードをを返信として送信したい、ということも多いですよね。
そういう時に困るのが、勝手にソースコードが絵文字などに変換されてしまうことがあります。
そのようなときに便利なのがこのコードで、心配なソースコードを●●の部分に入れてしまえば文字化けも、勝手な変換もされずにソースコードを送ることができます。
例えばチャットワークのエモーティンに変換されてしまう「:q」を変換されないようにするには[code]:q[/code]とすれば、エモーティンに変換されることもありません。
⑤画像をスタンプ代わりに表示させる
文中やチャット概要に画像を挿入する[preview id=****** ht=150]
(画像上部が普通に画像をアップロードした場合、下がコード入力で表示させた場合)
チャットワークで画像をUPすると、「~をアップロードしました」と表示されてしまいますが、この表示をさせずに画像を表示させることができる方法です。
ただしこれはすでにアップロードされた画像にしか適用できないので、マイチャットなどにスタンプとして使いたい画像をアップロードしておくと便利です。
これには少し手順が必要ですが、画像をアップロードしたメッセージを編集で開き、「preview id=※※※※※」という表記を見つけてください。
この※※※※※に入っているのは数字なのですが、これがコード[preview id=●●● ht=150]とコード入力するときのidで●●●のところに数字を編集してください。
チャットワークメッセージ内で引用をわかりやすく表示したい
WEB上では、どこかのぺージから引用したのをわかりやすくする引用マークを表示するのが当然のようになっています。
チャットワークでも同じように引用マークを付けるコードがあるのでご紹介します。
引用マークを付ける
引用タグ[qt]引用内容[/qt]
引用内容の部分に引用したい内容を編集するだけで、引用した部分を簡単に明示することができます。
資料の参照先から引用して欲しい場所、などを明示する効果が得られるので、業務指示をするのも簡単でわかりやすくなります。
ただし、引用の終了部分がちょっとわかりにくい・・・という難点があるので、心配な場合は罫線[hr]などと併用するとわかりやすいでしょう。
チャットワークのメッセージで文字装飾はできない
文字色を赤や青にしたり、蛍光ペンでマーカーしてみたり太文字にしてみたり資料作成するときの常套手段ですが…
残念ながらチャットワークではそのような文字装飾はできません。
今後の機能改善に期待してみましょう。
チャットワークを装飾したいけどコード入力が面倒ならプラグイン!
「コードを入力すれば装飾できることは分かったけど…ちょっと面倒だし覚えてられないし…」
という方にはここまで紹介してきたコードを入力せずにワンタッチにできるプラグインをインストールする方法をおすすめします。
「ChatWork Quick Info Input」というプラグインをインストールしよう
インストールして欲しいプラグインは以下のURLにあります。
プラグインインストール先はこちら
ここでインストールできる「ChatWork Quick Info Input」で可能になるのはここで紹介したもののうち、画像をスタンプのように表示させるコード以外のすべてです。
詳しくはこの後、解説するのでチェックしてください。
「ChatWork Quick Info Input」で楽になるコード入力は5つ
インストールするとチャットワークのメッセージ作成部分いボタンが5つ追加されます。
画像のボタンでインプットできるコードは左側から順に
- [info][/info]・・・囲み枠
- [info][title]タイトル[/title][/info]・・・囲み枠(見出しつき)
- [code]ソースコード[/code]…文字化け・絵文字変換を避ける
- [qt][/qt]・・・引用マークをつける
- [hr]・・・罫線
これらのコードを入力せずに装飾することができるので、コード入力が面倒、という方は是非インストールしてみてはいかがでしょうか。
チャットワークを装飾するメリットは確実にある
チャットワークを装飾することで得られるメリットについて考えてみましょう。
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- 業務内容を伝えるとき重要な部分が明確化できる
- 忙しい時でもぱっと目を引くメッセージでわかりやすい
- 資料で提示しなくても十分にメッセージだけで重要な内容が伝えられる
そもそも業務を円滑にするために使われているチャットワーク。
よりわかりやすくコミュニケーションを取りやすいものにしてくれるのであれば、装飾は前向きに利用していきたい機能ではないでしょうか。
文章だけではぱっとみて伝わらないから、時間がたって見直したときにも見落としがちだったりもします。
ぱっと見ても目立つような装飾ができていれば、伝達漏れや抜けを大幅に削減できるはずです。
このようなコミュニケーションツールを使うことで、実際の関係性が薄くなってしまうこともありますが、装飾でより距離を縮めてやり取りすることができればそのようなデメリットも払拭できます。
まとめ:チャットワークは文字装飾はできないが装飾して見やすくすることができる
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- 連絡と業務指示をわかりやすく罫線[hr]で区切る
- 見出し付きの囲み枠[info]&[title]で明示する
- 引用部分[qt]をわかりやすくする
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などなど、便利で使い勝手の良い装飾機能がチャットワークに備わっているということをお伝えしてきました。
仕事の流れをスムーズにすることは、必然的に働く人々の関係性の向上にも間違いなく役立つこと。
そのおまけとして業務効率がUPするので生産性もUPする、悪いことは何もありません。
簡単な誰でも知っていればできることなので、是非試してみてくださいね。