おおすめの1on1アプリを3つ紹介!ミーティングの質向上を実現
組織のコミュニケーションをよくするために1on1ミーティングが効果的と言われていますが、せっかく導入しても上手くいかないことがあります。
なぜなら、通常業務が忙しくて1on1に時間を割けなかったり、話す内容が事前にまとまっていないがために会話が適当になってしまったりするからです。
そのため、1on1ミーティングを導入しただけで満足せず、社員のコミュニケーション活性化につなげるために1on1の質そのものを向上させる必要があります。
そこでおすすめしたいのが、1on1アプリを使うことです。
1on1アプリとは、1on1ミーティングを円滑に行うためのアプリです。
例えば「ミーティング内容の記録」や「進捗管理」が簡単に行えるようになります。
本記事では、1on1アプリの基本的機能や導入の具体的メリットを紹介し、さらにはおすすめの1on1アプリを3つ挙げます。
本記事を読むことで、1on1アプリのことが理解でき自社に合った1on1アプリも見つかりますよ。
ぜひ本記事を参考に1on1アプリの導入を検討してみてくださいね。
目次
1on1支援アプリの主要な2つの機能
1on1アプリにはいくつか種類があり、それぞれ機能が異なります。
最初に、「どのアプリでも共通する主要な機能」を2つにわけて紹介しましょう。
本項目を読むことで、1on1アプリとは何か?を知ることができますよ。
- 進捗やミーティング内容を上司に共有できる
- 部下が記録した進捗やミーティング内容を確認できる
進捗やミーティング内容を上司に共有できる
1on1アプリを活用すると、進捗やミーティング内容を上司に共有しやすくなり、上司も部下の進捗などを把握しやすくなります。
例えば1on1アプリを使えば、業務の進捗や目標を記録するだけで見やすくまとめてくれます。
また、1on1ミーティングで「話したいこと」をまとめられたり、ミーティング内容の議事録を残すことのできる機能もついています。
個々人で議事録を取っていても、その保管方法に悩むことはないでしょうか?
例えば、メモ帳に残していたらどこかに行ってしまった、メンバーごとに議事録の保管方法が異なり前回の議事録を見つけるのが大変など…。
1on1アプリで議事録を一括で管理していれば、上記のような煩わしさからも解放されますよね。
また、アプリに記録した内容は公開範囲を自由に変えることが可能なため、上司のみに見せたり、社内全体に公開したりなど、様々な活用法が考えられそうです。
このように、進捗やミーティング内容をまとめられるのが1on1アプリの基本機能の1つです。
部下が記録した進捗やミーティング内容を確認できる
1on1アプリに記録された内容はいつでも確認でき、部下の進捗やミーティング内容を調べたり、相談に対してアドバイスしたりすることができます。
部下の進捗を管理しようにも人数が多すぎて、「誰が何をやってるのか」わからなくなることはないでしょうか?
例えば、Aという部下に新しい仕事を任せたが、慣れない作業でAはうまく進められず、上司もそれに気づかないままだったなど……。
1on1アプリで組織の記録内容を一括管理すれば、上記のような問題も解決しますね。
また、進捗内容にレスポンスし仕事っぷりを褒めるなどして、部下のモチベーションアップに役立たせることもできるでしょう。
このように、進捗や相談内容を管理できるのが1on1アプリのもう1つの基本機能です。
1on1ミーティングを効率化させるためのアプリ3選
ここでは代表的な1on1アプリを3つ挙げます。
それぞれの機能や優れた点を説明していくので、自社に合うものがないか確認してみてください。
また、アプリを導入したい場合は、公式ホームページから問い合わせましょう。
- 1on1navi
- Vision Go
- TeamUp
1on1navi
1on1naviは、「1on1プラン」「パフォーマンスプラン」「コンディションプラン」の3つのプランがあり、自社に合ったものを選択できる1on1アプリです。
それぞれのプランで使用できる機能が異なり、必要な機能のみがついたプランを選ぶことで価格を抑えることができます。
例えば、もっとも安い1on1プランは、1on1に関わる機能的な機能だけが使用可能です。
ミーティング内容を記録したり、記録した内容にレスポンスしたりなど……。
対して、パフォーマンスプランは価格が上がりますが、1on1プランの機能に加え目標を管理する機能がついてきます。
これは、1人ひとりの目標と現状を報告しあうことでコミュニケーションが取りやすくなり、困ったことがあれば助け合うことができるというもの。
そして、コンディションプランも同じく価格が上がりますが、1on1プランの機能に加え体調やコンディションを記録する機能がついてきます。
この機能があれば、上司は記録内容を見て精神面のバックアップを行い、部下の離職防止につなげることができますよね。
このように3つのプランは使える機能と価格がそれぞれ異なり、「自社にとって何が必要か?」を考え適切なプランを選べるのが1on1naviです。
Vision Go
Vision Goは、「1on1ミーティングの管理」と「進捗管理」の2つの機能に特化した1on1アプリです。
他のアプリでもできることプラスアルファの機能を持ちます。
例えば、1on1ミーティングの内容を記録するだけでなく、ミーティングでの会話バランスや、共感度・活性度といった感情をデータでまとめることが可能です。
「部下がミーティングに満足しているか」を把握できるため、ミーティングの隠れた改善点を見つけることができるでしょう。
また仕事の進捗を記録すると、進捗度をグラフで表示してくれる機能もあります。
進捗度が視覚化されてわかりやすくなる他、グラフをメンバー全員に共有してモチベーションアップにつなげることもできますよね。
このように、1on1ミーティング管理と目標管理の機能が充実しているのがVision Goです。
TeamUp
TampUpは、「テンプレートのカスタマイズ」と「360度フィードバック」の2つの機能が備わった1on1アプリです。
この2つの機能を使えば、通常業務や仕事のフィードバックをより良くすることができます。
例えば、テンプレートのカスタマイズ機能で、「繰り返し依頼の設定」を行うことで、部下への依頼作業の記入を自動化することが可能です。
通常業務で忙しい方でも、部下への指示出しを見逃さずにできますね。
また360度フィードバック機能で、リーダーシップやチームビルディングといった4項目を、メンバー全員から評価してもらうことが可能です。
上司以外からも様々な観点から評価してもらえるので、「1on1ミーティングを通じて自分がどう成長したか」が実感できるようになれますよ。
このように、「テンプレートのカスタマイズ」と「360度フィードバック」機能があるので、業務や評価の効率化・質の向上につなげられるのがVision Goです。
1on1アプリを導入するメリットを把握しよう
1on1アプリを導入すると得られる具体的メリットを紹介します。
メリットを把握すればどんなときに役立つかわかり、アプリを有効活用できるようになります。
ここでは5つのメリットを挙げます。
- ミーティングの時間短縮が可能になる
- 前回のミーティング内容を確認できる
- 上司と部下以外のメンバーに内容を共有できる
- ミーティングがフランクになる
- 必要なタイミングでメンバーをケアできる
ミーティングの時間短縮が可能になる
1on1アプリを導入することで、ミーティングをスムーズ化することが期待できます。
例えば、1on1アプリには事前に話す内容をまとめられる機能があります。
事前に話す内容をまとめれば、ミーティングですぐ話題に出すことができるでしょう。
また日頃からアプリでコミュニケーションを取れば、ミーティングでの会話のキャッチボールがしやすくなるもの。
そうなれば、話がどんどん前に進んでいきミーティングを早めに切り上げることもできますね。
1on1アプリを使えばミーティングがスムーズ化し、「時間がなくて1on1を導入できない」という問題を解決できます。
前回のミーティング内容を確認できる
1on1アプリを使えばミーティング内容を記録し、次のミーティングですぐ確認することができます。
例えば、1on1アプリで話した内容を全て記録すれば、「いつ何を話したのか」ごちゃごちゃになることがありませんよね。
また記録内容を一括で見れば、1on1で自分がどう成長してきたか分かるようになります。
エクセルでミーティング内容を記録する人も多いですが、シートが多くなって管理しにくくなるので、1o1アプリの方が優れているのです。
このように、1on1アプリでミーティング内容を一括確認できるのは大きなメリット。
上司と部下以外のメンバーに内容を共有できる
1on1アプリは記録した内容の閲覧制限を自由に変更可能なので、上司だけに見せることもできれば社内全体に公開することも可能です。
多くの人に記録内容を見てもらうことには、意思疎通をしやすくする意味があります。
例えば、同じプロジェクトメンバーに進捗を共有すれば、制作物の仕様を誤解していた人が気がつくかもしれませんよね。
特に規模が大きくなってきた会社の場合、他の部署などの進捗や考えていることが把握できないことがあるのではないでしょうか?
1on1アプリを使って情報共有を行えば、会社全体でコミュニケーションが取りやすくなります。
ミーティングがフランクになる
1on1アプリを使うことで、ミーティングがフランクな雰囲気になり、部下が積極的にコミュニケーションを取ってくれるようになることも。
例えばアプリで仕事の成果を褒めていけば、部下は親しみを持ってくれるようになり、仕事で行き詰まっていることなどを打ち明けてくれるようになります。
特に、若手社員の場合上司との1対1のやりとりによいイメージを持っておらず、ミーティングが硬苦しくなってしまう場合も多いのではないでしょうか?
1on1アプリを使えばミーティングから緊張感がなくなり、部下も気軽に相談してくれるようになります。
必要なタイミングでメンバーをケアできる
1on1アプリがあることで、困ったことがあれば部下はいつでも相談できますし、上司は問題を解決するためのアドバイスがすぐにできます。
例えばすぐに対応しなければならない問題だったのに、部下が週末のミーティングまで報告してくれなかったことはないでしょうか?
1on1アプリに作業進捗や不明点を毎朝書き込ませれば、その日の内に解決策を示せますよね。
また、直接伝えるよりアプリに書き込む方が、部下も気軽にほうれんそうしやすいです。
このように、1on1アプリには必要なタイミングでメンバーをケアできるメリットがあります。
1on1アプリを導入するデメリット
ここまで、1on1アプリのメリットを紹介してきました。
一方で1on1アプリには悪い面もあり、それを把握しておくことも肝心です。
なぜなら悪い面も知らないと、導入時にトラブルがあったとき対応できないからです。
- 利用料金がかかる
- アプリに慣れるまで時間がかかる
利用料金がかかる
デメリットとして、1on1アプリは利用料金がかかるというのがあります。
まず、1on1アプリ導入時は初期登録費用が10万円ほどかかります。
その上ユーザー数が増えるにつれて月額利用料が増えていく仕組みなのです。
例えば、大企業の場合社員数が多い分費用がかかり、負担となるケースもあるかもしれません。
1on1アプリ導入にお金がかかるのは、避けられないデメリットですね。
アプリに慣れるまで時間がかかる
1on1アプリは機能が多くて使いこなすのに時間がかかる、のもデメリットです。
例えば、IT製品に慣れない年配の方は、書き込み方や閲覧制限の変更方法が分からないこともあります。
一度使い方を把握してしまえば、むしろ楽に進捗管理などが行えるのですが……。
とはいえ、慣れるまでは大変というのは、1on1アプリのデメリットの1つですね。
まとめ:アプリを活用することで1on1の質を高める
本記事では、おすすめの1on1アプリをご紹介してきました。
1on1アプリの中でも「1on1navi」「Vision Go」「TeamUp」はおすすめで、これらは機能面が充実しており、使いやすい仕様になっています。
また、1on1アプリには「ミーティングの時間短縮ができる」「社内全体に情報共有ができる」といったメリットがあります。
実際多くの企業で1on1アプリが導入され成果を出しています。
つまり、1on1アプリにはミーティングや進捗管理の質を高める確かな効果があるということ。
本記事で紹介した1on1アプリの中で自社に合うものがあれば、導入を検討してみてくださいね。