エンジニアと業務委託契約するメリット・デメリットを解説!
エンジニアを自社で雇うのではなく、業務委託するのが今注目を集めています。
業務委託した方が自社で育成するコストもなくなりますし、色々と効率的な面があります。
ただし、業務委託することには良い面だけでなく、悪い面もあることは事実。
メリット・デメリット両方知っておくことで、業務委託をすべきかどうかがわかるようになるのです。
そこで本記事ではエンジニアの仕事を業務委託することのメリット・デメリットを一挙解説します。
本記事を読むことで、エンジニアの仕事を業務委託すべきか、それとも正社員を雇うべきか、あるいは違う方法を取るべきかわかるようになりますよ。
これから会社を大きくしようと思っている方は、ぜひ本記事を参考にして業務委託をすべきか検討してみてくださいね。
目次
業務委託のエンジニアが注目されている理由
業務委託のエンジニアは現在注目を集めています。
注目を集めている理由は大きくわけて次の2つです。
- エンジニアは人手不足が続いている
- 自由な働き方を選ぶ人が増えた
理由について1つずつ詳しく見ていきましょう。
エンジニアは人手不足が続いている
エンジニアは現在人手不足が続いているため、業務委託でそれを補おうという動きが強いです。
なぜ人手が足りていないかというと、IT化が進む中でエンジニアの需要が増えているにも関わらず、プログラミング教育などが日本で遅れているせいでエンジニアの数が少ないからですね。
最近ではようやく小学校でプログラミング教育をはじめようとしていますが、エンジニアの数が増えていくのは当分先のことでしょう。
エンジニアの数が少ないため、自社でエンジニアを雇おうとしてもうまくいかないことが多いです。
そのため、フリーランスのエンジニアに頼るのが1番効率的な方法ということになってしまうのです。
このような時代背景があるため、エンジニアが人手不足が続いており、多くの会社が業務委託で補おうとしています。
自由な働き方を選ぶ人が増えた
次の理由ですが、自由な働き方を選ぶ人が増えたことが挙げられます。
最近では会社に縛られない働き方というのが注目されてきており、オフィスに出向しなくてもフリーランスとして自由に働くことに憧れる人が増えてきました。
エンジニア場合は特にこの傾向が強いです。なぜなら、エンジニア職は自宅でも問題なく作業することができるのと、最先端の働き方に興味を示す人が多いから。
また、フリーランスのような働き方を支援するサービスも続々と現れています。
たとえば、クラウドソーシングができたり、フリーランス向けの求人サイトがあったりします。
さらにはフリーランスエンジニア専門のエージェントなども数多くの種類があるのです。
このように、自由な働き方を選ぶ人が増え、さらにはフリーランス向けのサービスも増えたため、業務委託のエンジニアが増えてきているのです。
エンジニアと業務委託契約するメリット
ここまで業務委託のエンジニアが注目されている理由をまとめてきました。
それでは具体的にエンジニアと業務委託契約するメリットをみていきましょう。
業務委託するメリットは大きくわけて以下の2つです。
- 人件費を削減できる
- 制作物の質を上げることができる
それぞれのメリットについて詳しく解説していきますね。
人件費を削減できる
1番のメリットは人件費を削減できるということだと思います。
外部のエンジニアの力を借りれば、自社でエンジニアを雇う必要がありません。
そうなると、毎月給料を支払う必要もないですし、教育にかかる費用も削減することが可能です。
実際エンジニアの人件費に苦しんでいる会社は多くあります。
たとえば、半年だけエンジニアを増やしたい場合などに、正社員でエンジニアを雇ってしまうと、必要な期間が終わってもエンジニアを解雇できなくなってしまいますね。
特にやらせる仕事かないのにずっと雇い続けるのは無駄ですし、雇われる側にとっても喜ばしいことではありません。
こういった場合は、フリーランスのエンジニアと契約した方が、必要な期間のみ働かせることができますので、双方にとって利点があると言えるのです。
このように、人件費を削減できるのは、業務委託のエンジニアを活用する大きなメリットだと考えます。
制作物の質を上げることができる
社内でエンジニアを雇うよりも業務委託のエンジニアを雇った方が、制作物の質を上げることができる場合があります。
なぜなら、業務委託のエンジニアは自分の力で仕事を勝ち取っているわけですから、技術レベルが高いことが多いのです。
たとえば、webサイト制作を依頼した場合も、ただサイトを構築するプログラムを作成するだけでなく、サイトを利便性を向上させる様々な提案をしてくれることがあります。
また、業務業務のエンジニアの場合会社の常識に凝り固まっていないため、他の社員では思いつかない柔軟な意見を提案してくれることもあります。
このような理由で、業務委託のエンジニアと契約することは生活物の質を上げることに繋がる場合が多いのです。
エンジニアと業務委託契約するデメリット
エンジニアと業務委託契約することは良いことばかりではありません。
一般的に業務委託契約することには以下の2つのデメリットがあると言われています。
- フリーランスエンジニアの質にばらつきがある
- 社内にノウハウが蓄積しない
デメリットも知ることではじめて業務委託をすべきかわかるようになります。
2つのデメリットについて詳しくみていきましょう。
フリーランスエンジニアの質にばらつきがある
フリーランスエンジニアの質にはばらつきがあることは念頭に入れておきましょう。
業務委託のエンジニアは先程技術力が高いと解説しました。
しかしながら、フリーランスの中には技術力が高くても手を抜いてしまうような人もいます。
給料さえもらえれば良いと考えて、いい加減な仕事を行う人には気をつけたいところですね。
こういった質の低い業務委託のエンジニアは避けるようにしましょう。
社内にノウハウが蓄積しない
業務委託のエンジニアを使ってしまうと、社内にノウハウが蓄積しないというデメリットもあります。
社内にIT知識が蓄積されないと、いつまでも外部の力に頼らないといけなくて、結果費用が多くかかってしまうことも多いです。
そのため、エンジニアの力を一時的ではなく長く借りたい場合は、業務委託契約をするのではなく、正社員を雇った方が効率的な場合があります。
たとえば、自社サービスを5年、10年と運営したい場合などは、外部のエンジニアを使うよりも正社員を雇った方が良いですよね。
その方が社内にノウハウが蓄積され、最初は大変でも次第にエンジニア教育もスムーズになり、安定して運営していくことができるでしょう。
このように、社内にノウハウが蓄積しないというのは大きなデメリットであり、業務委託契約が効果的なのは時と場合によるということは覚えておきましょう。
エンジニアと業務委託契約を結ぶ方法
ここまでエンジニアと業務委託契約をするメリット・デメリットを解説してきました。
それでは、業務委託を実際に結ぶ場合、どういったことをすれば良いのでしょうか?
フリーランス向けの求人サイトに広告を掲載して募集する手ももちろんありますが、ここではあまり知られていない方法を2つ紹介しましょう。
- クラウドソーシングを活用する
- フリーランス向けのエージェントを活用する
クラウドソーシングを活用する
業務委託のエンジニアと契約するのに、クラウドソーシングが便利ということをご存知でしょうか?
クラウドソーシングとは、フリーランスの方とサイト上で簡単に業務契約ができるサイトです。
クラウドソーシングには多数のエンジニアが登録しています。
クラウドソーシング上に案件を掲載しておけば、エンジニアがそれに応募してくれるのです。
また、条件にマッチしたエンジニアがいれば、こちらから声をかけて契約交渉することもできます。
このように、クラウドソーシングは便利なので、もし業務委託を試してみたい方がいればぜひ使ってみてください。
フリーランス向けのエージェントを活用する
フリーランス向けのエージェントを使うのも有効なやり方ですね。
エージェントは、フリーランスと会社の仲介役を担ってくれる存在です。
たとえばエージェントは、経験豊富なフリーランスを会社の課題に合わせて提案してくれます。
また、契約のサポートや面接の日程決めといった面倒な作業もサポートしてれくれることがあります。
このように、エージェントを使うことには様々なメリットがありますので、一度チェックしてみることをオススメします。
まとめ:エンジニアと業務委託契約を結ぶメリット・デメリットをしっかり把握しよう!
本記事ではエンジニアと業務委託契約を結ぶメリット・デメリットを中心に解説してきました。
どんなサービスを作りたいかなどによって、業務委託の方が良い場合と悪い場合があります。
本記事にまとめたことを参考に、業務委託のエンジニアの力を頼ってみるか検討してみましょう。
もし、業務委託をする場合は、クラウドソーシングやフリーランス向けのエージェントを使うことも考えてみてくださいね。
本記事が新しいサービスを作りたいと思っている会社経営者の方にとって、結意義なものとなれれば幸いです。