【最短1ヶ月】短期間&低予算でマッチングサービスをWordPressでつくる方法

マッチングサービスを作ろうと思うと
・『すごく時間がかかるのでは…?』
・『(自分で作成できないから)外注でお金がかなりかかるかもしれない!』
という不安が先に立ってしまうこともあるかもしれません。
中にはマッチングサービスの作り方、としてサイト作成費用が200万円前後かかるとする情報がネット上で簡単に見つかることもその要因でしょう。
ですがこれは正しい知識・認識であるとは言えません。
実はマッチングサービスは短期間かつ低予算でスタートアップすることも可能なのです。
ここでおすすめするWordPressを使う方法でマッチングサービスのスタートアップをすれば、『期間は1ヶ月未満』で、『システム投資にかかる初期費用は1万円以下から』実現することができます。
- なぜWordPressがおすすめなのか
- 本当に短期間でスタートアップできるのか
- WordPressを使うメリットは何か
上記とあわせてマッチングサービスを作るうえで発生しがちな疑問を解決しながら、以下の5つのステップを中心に極力簡単・短期間・低予算でできる『マッチングサービスの作り方』を解説してまいります。
- 悩みとその解決方法をピックアップしてみる
- ターゲット(サービスを必要とする人)を明確にする
- どの程度その悩みをかかえる人がいるかをリサーチする
- 競合リサーチを行う
- WordPressでサイト作成
その他マッチングサービスをスタートアップさせるうえで知っておきたい、主な収入源や利益、Wordpressでの作成に向かないケース・その場合のスタートアップ時のポイントなども網羅しながらまとめていきたいと思いますので目を通してみてください。
目次
WordPressでマッチングサービスのスタートをおすすめする理由
マッチングサービスの作り方を検討している方の中には、0からしっかりとした機能的なぺージを作成してサービスを提供する事を前提としているからこそ、悩んで二の足を踏んでいらっしゃる方もいるでしょう。
「どうしよう…IT技術なんてまったくわからないし、かといって業者に頼むと200万とかかかるみたいだし…」
このような悩みを抱えていらっしゃる方にこそ知っていただきたいのが「WordPress」を使えば簡単かつ短期間・低予算でマッチングサービス提供のためのサイトを作成することができるということ。
予算は1万円以下、使い方もブログを作成するような感覚で操作でき、難しいことが必要ないからこそ1か月もあればIT初心者の方でもサイト開設を実現できます。
数あるWEBサイトを作成できるCMSの中で、なぜWordPressに限定してお勧めしているのか?
その理由を以下にまとめます。
WordPressを使うメリットとは?
無料で使えるWordPress、操作はブログ感覚でできます。
簡単なECサイトのようなクレジット決済、問い合わせぺージなどもプラグインで簡単に実装できる事もおすすめポイントですが、それだけではありません。
無料でありながらもユーザー登録、ログイン・ログアウトの機能も実装できてしまう優れもの。
実は世界中でかなり使われているWordPress、HOWTO情報もWEB上に多数公開されています。
困ったときにすぐ調べて解決できる、これもWordPressをおすすめしたい理由です。
IT初心者でも1か月以内でスタートアップできる?
技術力があるなら色々とカスタマイズして機能を拡張させていくことも可能。
細かな部分まで作り込もうと思うともちろん時間がかかってしまうこともあるでしょう。
ですがIT初心者でも1か月もあれば、最低限の機能を備えたマッチングサービスサイトを作成・リリースすることが可能なのは確かです。
まずはマッチングサービスを提供する上で最低限必要な機能だけを実装したサイトをリリースして、課題を解決しつつ機能を拡張させていくことで無駄のないユーザビリティの優れたサイトになるので、最低限の機能であればIT初心者でも1か月あれば実現できてしまいます。
またIT経験者の方であれば最低限の機能を備えたリリースで、2,3日もあればできるほど、簡単な操作でできるからこそWordPressをおすすめしているのです。
IT初心者でも短期間・低予算でマッチングサービスをスタートアップできる5つのステップ
冒頭でご紹介した、5つだけのステップで「短期間&低予算&簡単」にマッチングサービスをリリースするためのマッチングサービスの作り方について解説していきます。
今一度簡単に振り返っておくと、以下のような流れとご紹介しましたね。
- 悩みとその解決方法をピックアップしてみる
- ターゲット(サービスを必要とする人)を明確にする
- どの程度その悩みをかかえる人がいるかをリサーチする
- 競合リサーチを行う
- WordPressでサイト作成
それぞれの流れを以下に詳しく解説していきますので目を通してみてください。
①悩みとその解決方法をピックアップしてみる
マッチングサービスは「ユーザーと事業者を結びつけるサービス」です。
ニーズのあるマッチングサービスを作成するためにまずしたいのが「過去に悩んでいた事柄を解決するに至った方法」を考えてみる事。
これは必ずしも企画につながるものである必要はないので、まずはリストアップしてみましょう。
また、悩みを解決するためにアクセスしてくるユーザーを事業者と結びつける、ということに固執しすぎてしまうと良いアイディアが浮かばないことも…。
この段階では意外性のあるアイディアを出すためにも柔軟に考えてみてください。
「大多数の人がターゲットにはならないけれど、確実にニーズがある」というものこそマッチングサービスで成功デキるアイディアの種であることも忘れないでくださいね。
②ターゲット(サービスを必要とする人)を明確にする
リストアップし「これでいくぞ!」というアイディアをいくつかピックアップしたら、次にしたいのが「ターゲット像を明確化する」ということ。
どのようなペルソナをターゲットにするかを明確にしておかないと、ぶれてしまったり、イマイチ決め手に欠けるサービスになってしまいかねません。
またターゲットを明確にしておくことでこの後に行っていくことになる集客のための戦略にも役立ちます。
③どの程度その悩みをかかえる人がいるかをリサーチする
次に行いたいのは「どのくらいの人に検討しているサービスが必要とされているか」を調査すること。
この調査はキーワードの検索ボリュームをチェックするサイトで簡単に調査することができます。
例えば無料のサイトでaramakijakeというものもありますし、本格的にSEOを行う方にも利用者の多いGoogleのキーワードプランナーを使う方法もあります。
あなたが提供しようとしているマッチングサービスの商材をキーワードとして検索ボリュームをチェックすれば、そのキーワードがどれだけ検索されているかを知ることができます。
ここで注意しておきたいのが、検索ボリュームは大きければよいというものではありません。
では少ない方が良いかというと、少なすぎても「ニーズがない」ということですから商材として扱うには不向きです。
目安としては競合しにくく差別化しやすいということから競合調査は必須ですが、数百~数千を目安としていただくと良いでしょう。
④競合リサーチを行う
上でも軽く触れましたが、キーワードの検索ボリュームが適度にある場合、次にしていただきたいのは「競合するサービス・企業はどれくらいあるのか」ということ。
また競合相手がいる場合には、「これから提供予定のサービスで差別化することができるか」ということと合わせて、競合相手となったときに不利ではないかということも検討しましょう。
競合相手が多数該当している、競合の中にはYahooやメルカリ・楽天などの大企業が含まれるという場合にはもっと限定的なサービスにして差別化しても価値があるかなども含めて再検討してみましょう。
競合相手が少ない、競合する企業の規模は小さいというのが理想的です。
⑤WordPressでサイト作成する
最後になるのが実際にWordPressでサイトを作成するという手順です。
このとき、最初からすべての機能を実装した完璧なサイトを作ろうとする必要はありません。
あくまで最低限の機能として「お問い合わせ・商材紹介・企業紹介」などをメインとした簡単なサイトを作成します。
最低限必要な機能は提供するサービスによっても変わってくるとは思いますが、リリース後に発生する課題を適宜解決しながらバージョンアップしていくようにすると良いでしょう。
低予算!WordPressでマッチングサービスを作るならサーバ選びとCTAがポイント
WordPressを使って低予算でできるマッチングサービスの作り方を紹介してきましたが、いくら作っても成功しなくては意味がありません。
ここで紹介した方法でマッチングサービスを作り成功させるために、仕上げとして考察していただきたいのがCTAとサーバの選び方。
CTAとはCall To Actionの頭文字をとっていますが意味としては『閲覧者を誘導したい商品・サービスページもしくは自社のお問い合わせページへ誘導する為のWEBコンテンツ』を指します。
集客というビジネスを行う上で切っても切り離せないところに密接にかかわる部分ですから、CTAについては特にしっかり検討しておくべき課題と覚えておいてください。
また、サーバ選びに関しては月の売上として数十万円~数百万円を目指す場合には高機能な高額サーバを選ぶ必要はありません。
自社でサーバを構えるとなるとメンテナンスなども考えていく必要がありますが、レンタルサーバにも安価でよい物があるのでおすすめのものを紹介します。
サーバーはWordPress自動インストール機能搭載のものがおすすめ
簡単に設定できる、安い、WordPress表示が快適なハイスピード実現…などおすすめできるポイントを網羅していることから、XSERVERをおすすめします。
XSERVERはWordPress自動インストール機能もあるので、IT初心者の方でも心配無用。
更に料金はリーズナブルで月額900円(税抜き)から導入できるので初期費用を抑えつつ、ハイスペックなサーバが使えるのも嬉しいポイントです。
WordPress利用者に人気があるので、もしも仮に何かトラブルや不明点が発生してもWEB上で自力解決することも難しくない点もポイント。
無料で独自SSLを利用することもできるのも強みです。
マッチングサービスの利益想定はどのくらい?
マッチングサービスではマッチング成約時の手数料が主な収入源となりますが、この場合どのくらいの手数料が妥当なのかも一応お伝えしておきましょう。
一般的な料率は『商材価格の10%前後』となっているので、1万円の商材を成約できれば千円の収入になるということになります。
中には高い料率を設定しているケースもありますが、『20%を超えるとかなり高い』という目安を覚えておいてください。
マッチングサービスの作り方の最重要課題は集客
CTAが必要と上でもお伝えしましたが、ビジネスとしてマッチングサービスを展開する上で重要になるのは集客です。
ここでマッチングサービスの作り方の5つのポイントでお伝えしたように、ターゲットに照準を合わせた集客方法、CTA戦略が重要になるのです。
同じく5つのポイントでお伝えした競合リサーチの内容と合わせ、ターゲットにより効果的な方法でCTAを展開していくことで効果的な集客が実現します。
スタートアップの成功率は低い、というデータもあります。
確実に成功するためには特に近年積極的に行われているネット上の広告・ホームページ・LP・SNS・動画配信サイトなどへの広告も併せて検討しましょう。
WordPressは不向きなケース
ここまでWordPressをマッチングサイトの作成におすすめしてきましたが、もちろんすべてに効果的なわけではありません。
WordPressに不向きなケースもありますので、どのようなケースが該当するかチェックしてください。
- デザインに強いこだわりをもったサイトにしたいケース
- 会員登録・ユーザ管理が必要なサービスの場合
- サービス規模が大きい、売上数億円を狙っているようなケース
- メルカリなどのようなプラットフォーム型サイトの作成が必要なケース
上記の条件に該当するようなサービスを検討している場合には、WordPressではなく外注しプラットフォーム型のサイトを作成するほうが良いでしょう。
WordPressは使い勝手がよく誰でも気軽にWEBサイトを展開することができるCMSとして、かなり高いシェアを誇ります。
ですがデメリットとして、「デザイン性」に強いこだわりがある場合には不向きと言わざるを得ません。
IT知識があればCSSなども編集して細かな設定を変更することで、他のWordPressサイトと差別化を図ることもできますが限界はあります。
またメルカリなどのようなサイトの作成が必要なケースでは、ユーザーへの利便性と安全性はかなり高いものが要求されますから知識と技術が必須になります。
WordPressには様々なプラグインが用意されており、当然ユーザー登録機能やログイン・ログアウト機能もありますが細かな機能を実装するにはソースコードやCSSの編集が不可欠になる場合もあります。
そのうえで安全性(データ漏洩など)も担保しなくてはなりませんから、このようなケースでは業者にサイト作成を依頼するほうが早く確実なものになるという点からお勧めしません。
プラットフォーム型マッチングサービスを外注する場合の注意点
プラットフォーム型の作成を外注する場合の目安は100~300万円前後の費用が掛かることをまず念頭に置いて読み進めてください。
細かな機能やユーザー管理・データ管理機能などを実装する場合にはさらに費用も工期もかかります。
思っていたより費用がかさんでしまった!などトラブルにならないためには、外注する企業の選定時に最低限のポイントとして以下を確認するようにしましょう。
- 同型のマッチングサービスの作成経験はあるのか
- 経験豊富、技術力のあるエンジニアの在籍有無
- 営業担当がこの方面の知識をもっているか
あなたがマッチングサービスの開発を依頼する場合、業者側の窓口となるのは営業担当者です。
「初めて(もしくは少数しか)マッチングサービスの開発を行う」ような業者は依頼するべきではありません。
知識のない人に希望を伝えても、細かな部分まで拾い上げてもらうことは難しいため、依頼者のIT知識も必須になります。
ですから実際に開発に携わる技術者の技術力はもちろん必要ですが、それ以上に営業担当者の知識も重要ということを覚えておいてください。
プラットフォーム型・大規模展開意外なら5つのステップで気軽にできるWordPressでのスタートアップを
ここまでWordPressがマッチングサイトの作り方として、簡単かつ短期間・低予算でできる方法としてご紹介してきました。
中にはWordPressでの作成に不向きなケースもある点もお伝えしましたが、ECサイトのような大規模システムを必要とするのでなければWordPressで十分マッチングサービス向けのサイトは作成できます。
サイト展開するにあたってサーバーの選び方、おすすめのサーバもお伝えしましたね。
ここでご紹介した情報を有効活用していただければ「1か月以内に1万円以下で0からマッチングサービスを作ること」は可能、ということを実体験していただけるはずです。
皆さんのスタートアップが成功することを願っています!