採用代行とは?費用相場・違法にならないか?など気になるポイントを調査!

「起業してまだ採用のノウハウが身についていない」
「採用した人材が早期退職することが続き、次は失敗できない状況」

新たに人材を採用するというのは簡単なことではありませんよね?

難しいですが、企業として仕事をこなすため、さらに成長していくために欠かせないのも人事採用です。

そう。難しいからと言って失敗が許されない、緊張感あふれる部門ですよね。

ここでは近年採用事例も増えている「採用代行」について詳しく、わかりやすくまとめていきます。

そもそも採用代行とは何か、メリット・デメリット、採用代行を利用する場合に注意すべきポイントやお勧めのRPO先についても網羅します。

ここで一通り目を通していただければ、あなたの会社にとって採用代行は必要なのか、利用するにした場合も最適なチョイスをすることができます。

しっかりポイントを押さえながら読み進めてみてください。

採用代行(RPO)とは?

採用代行とは、企業における採用活動そのものをアウトソーシングするというものです。代行するのは採用代行サービスなどを行っている人材サービスなど。

人事は企業の成長や正常な運営に直接反映される重要な部門ではありますが、人を見抜くことにたけた人材が求められる難しい業務内容です。

人材不足が騒がれる昨今、採用する人材の不足はもちろんですが、採用するポジションも人材不足の状況に陥っている企業も少なくありません。

人事部に適任者が少ない、またはいない状況では間違った人事が成立してしまうリスクも高くなります。

そのために採用されているのが、人事部門の業務に特化した業者に委託する採用代行というサービスなのです。

採用代行をRPOと表現するケースもありますが「Recruitment Process Outsourcing」の略です。

採用代行は違法になる?

採用業務を外部に委託すると職安法の「委託募集」に抵触するのか気になる方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、「きちんとしかるべき許可を取っていれば違法ではない」ので安心してください。

採用業務をアウトソーシングすることは「委託募集」に該当します。

この場合、依頼主は労働大臣又は就業地を管轄する都道府県労働局長の許可を取得する必要があります。

採用代行業者にはに費用を払うことになりますので、報酬額について事前に労働大臣又は都道府県労働局長の認可を受ける必要もありますので注意しておきましょう。

採用代行の費用相場は?

採用代行を依頼するにあたって気になる費用の話もしてみましょう。
これは本当に業者によって、なので幅もかなり広いとご理解ください。

また実際に依頼する内容によっても料金は変わってきます。
参考までに紹介すると、新卒採用・中途採用のRPO費用はこのようになっています。

  • 新卒採用:5~70万円(月)
  • 中途採用:10~70万円(月)

依頼する業務内容の費用相場は以下の表にまとめます。

下記以外の業務内容を依頼できるRPO業者もありますし、価格も業者によって様々なので参考資料としてご覧ください。

面接日時設定 5万円~/月
欠席者フォロー 2万円~/月
面接実施 1万円~/回
評価シート作成 3千円~/回
合否連絡 2万円~/月
次回面接日時連絡 2万円~/月

採用代行のメリット

本当に採用代行を利用する価値はあるのか、それを知るためにまずはメリットについてみていきましょう。

採用代行サービスを使う事には、以下のようなメリットが特に大きく感じられます。

  • 採用活動をプロに担当してもらうことができる
  • 人事戦略・もしくは専任でない場合本業に集中できる
  • 人事のミスマッチリスクが軽減される

採用活動をプロに担当してもらうことができる

採用活動と一言にいってもやるべきことはたくさんあります。

中でも採用判断を行うシーンは、企業として成功を収められるかどうかにかかわる重要な部分。

自社内で確実に採用判断がおこなえるほどの機能がない、という場合にはRPOを利用する価値は十分にあるのがここです。

その他のやるべき作業についても相談しながら、作業分担したうえで必要な部分だけ依頼することもできますよ。

人事戦略・もしくは専任でない場合本業に集中できる

人事部がやるべきことは採用活動だけではありません。

人事としての戦略を立てることも重要な業務ですから、専念することもできます。

また企業によっては本業ではないのに採用担当も兼任している、というケースもありますが、この場合も本業に専念することができるようになりますから、メリットは計り知れないものとなるでしょう。

人事のミスマッチリスクが軽減される

専門的な知識をもって採用活動を行ってくれるRPO業者。

ノウハウも確立していて、的確に求職者を募ることも可能だからこそ「早期退職」や「スキルのミスマッチ」が起こりにくくなります。

「最近の人はすぐに辞めちゃうからな…」
「良いと思ったけど思ったような人材じゃなかった…」

そんなことが続いているなら、このメリットを強く実感することができるでしょう。

採用代行のデメリット

物事は表裏一体ですから、採用代行にはデメリットもあります。

メリットだけでなくデメリットも事前に把握することで、より正しい判断・行動がとれます。

デメリットを確認し、その対策をすることもできると思うなら採用代行のメリットを最大限生かした利用ができるでしょう。

  • RPO業者に委託する際のコストが発生する
  • 人事採用のノウハウが自社内で伸びない
  • 本当に必要な人材を的確に伝え理解してもらえなければRPOの意味がない

RPO業者に委託する際のコストが発生する

当然ですがRPO業者に委託するのには費用が掛かります。

自社内で人事部をおき、採用活動を行う場合の費用と比べてどうかという冷静な判断は必要ですね。

そのうえでメリットも踏まえて総合的な判断をおこなえば最適な方法がチョイスできるでしょう。

人事採用のノウハウが自社内で伸びない

自社で採用活動を行わない、ということはアウトソーシング全般のデメリットにはなりますが自社にそのノウハウが蓄積しない、ということになります。

ですから丸投げして完全にお任せにしてしまうのではなく、先を見据えて情報共有を受け、そのノウハウや技術を学ぶためにRPOを利用するというスタンスでいれば十分成長することができます。

本当に必要な人材を的確に伝え理解してもらえなければRPOの意味がない

採用代行業者に委託する場合、どのような人材を採用する必要があるのか、しっかり理解できるように伝えることが重要です。

これができていないと結局採用して、費用も発生しているのにミスマッチでうまく回らない…と最悪の事態になりかねません。

場合によっては人材戦略から人事業務を請け負ってくれる業者や、常駐スタッフを派遣してくれるサービスがある業者もあるので、検討するのも良いでしょう。

採用代行(採用アウトソーシング)でオススメの会社

メリット・デメリットについても理解していただいたところで、次は評価の高い採用代行業者を紹介します。

それぞれの特徴も簡単に解説するので、参考にご覧ください。

アデコ株式会社

  • 売上高グループで世界一を誇る(2015年実績)人財サービス企業
  • 世界60の国と地域でサービスを展開しているグローバル企業
  • 募集から応募者への対、スクリーニング・選考まで請負ってくれる

アデコ公式URL

人財サービス大手ならではの豊富な採用アウトソーシング実績をもつRPO業者です。

採用活動として有料媒体への出稿やエージェント・直接募集と様々なチャネルを駆使して募集活動を行ってくれるので、幅広い層から適任者を採用できる可能性も高まります。

ONE

  • 求人業界で長年経験を積んだコンサルタント
  • 採用サイトの制作・Indeed利用・勤怠管理システム導入と多面的にサポート
  • 求人広告掲載量と採用代行料金で10万円/月からのパッケージプランあり

株式会社ONE公式URL

約3,000もの案件の採用代行実績から生まれたノウハウがあります。

あなたの会社の人材戦略に合わせたコンサルティングののち、求人広告への出稿から採用ページの制作、そして勤怠管理クラウドシステム提供まで依頼することもできます。

ツナグ・ソリューションズ

  • 新卒採用:応募者の選考状況管理から内定者入社手続きまで一挙代行可能
  • 中途採用:応募経路が多く煩雑な進捗管理も一括代行可能
  • コーディネーターは専任で採用業務の一元管理徹底

ツナグ・ソリューションズ新卒採用
ツナグ・ソリューションズ中途採用

”新卒”採用実務代行ではナビサイト運用・更新に始まり選考進捗状況管理・応募者管理委託可能です。選考過程の書類発送・会場予約といったことまで一括して依頼することもできます。

”中途”採用実務代行では、応募経路の複雑なことや個別対応のセンシティブな問題もあり業務が煩雑になりがちです。そのすべてを一括して依頼することもできるのも嬉しいポイントですね。

トライアンフ

  • 採用のみならず人材の定着・育成の施策も併走
  • 戦略的な採用オペレーションを実現する採用コンサルティング
  • コンサルタント・BPOセンターのリモートサポート・常駐サービスなどあり
  • 一社ごとに戦略をカスタマイズ。定期的なディスカッションや常駐可能なプランもあり

トライアンフ公式URL

採用する、ということはその後の教育も当然必要になります。

ここも人件費・労力の必要になる部分ですがトライアンフならそれも一括して依頼可能です。

マニュアル通りではないからこそ、あなたの会社にあった戦略的人材採用コンサルティングを行ってくれます。

ネオキャリア

  • 1万社導入実績で業界トップクラスの採用特化型業者
  • 土日祝日も対応可能
  • 成功報酬型(面談発生時に料金発生)かイニシャル課金型が選べる

ネオキャリア公式URL

圧倒的な導入実績を誇る採用特化型の採用代行業者の1つです。

土日祝日でも対応可能なコールセンターも設けられており、業種や営業日に縛られることなく頼りにできるのもメリットでしょう。

採用代行を利用する際の注意点

おすすめの採用代行業者を紹介しましたが、どんなに優れた業者でもポイントを押さえておかなければ思い通りの結果になりません。

採用代行を利用するからには採用活動を成功させたい!

そのために注意しておくべきポイントをまとめます。

  • 業者と自社の業務分担をはっきりしておく
  • どこまで採用業者に委託するのか明確にする
  • 採用管理システムで情報を一元管理し自社にノウハウを蓄積

業者と自社の業務分担をはっきりしておく

採用活動の中でも特に新卒採用は煩雑な作業が多くなります。

アウトソーシングするなら煩雑な部分をと思っていたのに、サービス提供外だった…等という事がないようにしたいもの。

どこを依頼して、どの業務は自社でできるのか最初に必ず役割分担を明らかにするようにしましょう。

どこまで採用業者に委託するのか明確にする

採用代行業者に委託したことで採用段階での応募者とのコミュニケーションが不足しがちです。

そのために入社後のギャップやミスマッチという不幸な事例につながってしまう可能性がある、ということを認識しましょう。代行サービスに任せきりにせず、密にコミュニケーションを取りながら進める事も必要です。

RPOサービスに任せきりにするのではなく、コミュニケーションをしっかりと取りながら進める事も大切です。

採用管理システムで情報を一元管理し自社にノウハウを蓄積

「採用は専任の業者に依頼したから、決定まで待っていよう」というスタンスでRPO業者を利用していると、自社の人事が育ちません。

自社の「採用力」をUPさせれば、採用代行業者を利用したことは採用成功にとどまることのないメリットを生み出します。

もちろん一度一緒に採用に当たってもらったから、とすべてを吸収するのは無理かもしれません。

採用情報の一元管理をお願いし”採用管理システム”導入を依頼することで、自社の人材でも採用状況が見られます。

ここに採用力UPのポイントが詰まっているので、良い人材を確保するためにも主体的に採用活動を進める姿勢をもってRPO業者に依頼しましょう。

まとめ:採用代行は自社にノウハウが不足しているなら積極的に使うべき

  • 起業したばかりで人材採用のノウハウが確立できていない
  • 事業規模が小さく先任者がいない
  • 自社に経験の浅い人事スタッフしかいない

このような状況にいるのならむしろ積極的に採用代行サービスを使うべきでしょう。

専門的な知識とノウハウを駆使して行ってくれるから、プロに頼む意義があるということです。

依頼しながら、情報を共有し自社内にノウハウを蓄積していく、という考え方もあります。

あくまでも丸投げして待つのではなく、自社の採用力もUPさせるくらいの意識で依頼することをおすすめします。