そんなことまでするの!?企業の面白い研修5選!

「企業研修を定期的に行っているけど、効果があるのかないのかわからない状況・・・」
「研修の効果に疑問をいだいている・・・」

以上のようなことを感じている経営者の方も多いのではありませんか?

研修がマンネリ化してくると社員も飽きてくるもの。

そこで当記事では、企業が実際におこなっている面白い研修を5つ紹介します。

真似しろ、とは言いませんが、自社の研修に変化がほしいと思っている方はぜひ参考にしてください。

読めば研修の新たなアイデアが生まれるはずです。

ぜひじっくり読んでみてくださいね。

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企業の面白い研修その1|モノマネ研修

動物であるとか有名人を真似る研修のことです。

意外に思うかも知れませんが、大企業でも実際の行われているものであり、人や動物の観察力や自分を捨てることなどを学ぶ機会になります。

  • モノマネ研修とは?
  • モノマネ研修の効果とは?
  • モノマネ研修の問題点とは?

モノマネ研修とは?

動物のモノマネやお笑い芸人や歌手などの有名人のモノマネを実行するものです。

歌を歌ったりすることもあります。

多くの人の前で実施されるものであり、恥ずかしさを乗り越えておこなう必要があり、嫌な思いをしている社員も少なからず出てきます。

それでも行われている理由として、「自分の殻を破るきっかけになるから」といったものがあるようです。

モノマネ研修の効果とは?

人前に立つことを恐れないようになる
自分をうまく表現できるようになる
強い精神力が養われる

上記のような効果があるとされています。

人前でモノマネを披露することになるので、自分の意見を積極的に表現できるスキルが身につきます。

相手に伝えるためにはどうしたら良いのか、といったことを考えるきっかけにもなるのです。

また精神力も鍛えられることになるので、特に新入社員に対して実施されることが多いです。

モノマネ研修の問題点とは?

モノマネ研修は「自分を捨てる研修」となるので、嫌がる社員も少なくありません。

嫌がる社員を無理に参加させるのはパワハラにな該当する恐れもあり、会社への忠誠心が薄れる可能性も当然あります。

モノマネを無理強いするのではなく、楽しい雰囲気作りもモノマネ研修には欠かせません。

なぜモノマネをさせるのかもしっかりと説明した上で、研修は実施しましょう。

何もわからない状態で単にモノマネをさせても意味はありません。

企業の面白い研修その2|サバイバル研修

サバイバル研修を新人研修で行っている企業もあります。

1日で終わるものではなく数日間実施されるケースが多いです。

こちらではサバイバル研修の内容や効果、そして問題点について一つずつ解説していきます。

  • サバイバル研修とは?
  • サバイバル研修の効果とは?
  • サバイバル研修の問題点とは?

サバイバル研修とは?

登山が実施されることが多く、知力・体力・精神力を高めるために実施されます。

基本的にはチームを組み、チームで行動します。

過酷な自然環境の中を同僚とともに過ごすことになるので、チームでの役割分担などを学ぶ機会もあります。

伊藤忠商事が2012年から導入したことでも有名です。

「タフネス研修」とも呼ばれており、体力と精神力が求められます。

行うには事前の準備も必要ですよ。

サバイバル研修の効果とは?

知力・体力・精神力の向上
チームワークの醸成

以上の効果がサバイバル研修には期待できます。

サバイバル研修は、都会から遠く離れた自然豊かなところで行われることが多く、自分の体一つで対応しなければなりません。

使えるものが限られている中で、いま何が必要なのかを考えるのです。

またチームで作戦を練って行動します。

チームワークの大切さを学ぶ機会にもなり、新入社員が新たな部署に配属されたときにどのような行動を取れば良いのか判断できるようになります。

サバイバル研修の問題点とは?

体力の有無が大きく関わってくるので、体力がない社員にとっては極めて厳しい研修になります。

また数日間と比較的長く実施されるケースも有り、体調の悪化などが発生する可能性もあります。

体調不良だけではなくサバイバル中に怪我をする恐れもあり、不測の事態にも備えなければなりません。

研修ノウハウのある企業でなければ実施は難しいかも知れません。

ちなみに株式会社カネカは淡路島でサバイバル研修を行っていることでも有名です。

企業の面白い研修その3|ヒッチハイク研修

一定の距離をヒッチハイクで移動するタイプの研修です。

ヒッチハイク文化のない日本で行われるので、難易度は極めて高い、といえるかもしれません。

ヒッチハイク研修の内容および期待できる効果、および問題点について明らかにします。

  • ヒッチハイク研修とは?
  • ヒッチハイク研修の効果とは?
  • ヒッチハイク研修の注意点とは?

ヒッチハイク研修とは?

目的地から遠く離れたところに連れて行かれ、現地からヒッチハイクで目的地に向かうように指示されます。

株式会社イカイで実施されている研修であり、NHKでも紹介されたので聞いたことがある人もいるかも知れません。

イカイの場合ですが、本社から約100キロメートル離れたところに車で研修参加者を連れていきます。
そこで携帯と財布を没取されてしまい、車から降ろされてヒッチハイクで本社に戻ることになるのです。

ヒッチハイク研修の効果とは?

体力がなければ難しい研修ですが、特に重要視されているのが「交渉力」です。

ヒッチハイク研修では、ドライバーとうまく交渉しなければヒッチハイクはできません。

交渉がまとまらなければ、現地からなかなか移動できないわけです。

難易度が高い研修でもあるので、成功した時の達成感にも注目です。

難度が高い課題を成し遂げた時の爽快感を味あわせるための研修、といっても良いかも知れません。

ヒッチハイク研修の注意点とは?

1日で終る研修ですが、天候によっては実施が難しいケースもあるので注意が必要です。

安全性についても注意しなければなりません。

社員が事故にあってしまうと、今後の研修の実施が危うくなってしまいます。

いくら研修担当者が近くにいるとはいえ、財布も電話もない状態で急な体調不良などが起きてしまうと処置が遅れてしまう可能性もあります。

ヒッチハイク研修は導入にかなりの準備は必要であることは間違いありません。

企業の面白い研修その4|マラソン研修

その名のとおりにマラソンにチャレンジする研修です。

スポーツ体験型の研修であり、実はそれほど準備は必要ありません。

企業にとっては楽な研修と言っても良いかも知れません。

マラソン研修の内容および効果、そして注意点について明らかにします。

  • マラソン研修とは?
  • マラソン研修の効果とは?
  • マラソン研修の問題点とは?

マラソン研修とは?

社員に駅伝大会であるとか、マラソン大会に参加してもらいます。

大きな会社であれば自社だけで駅伝大会やマラソン大会を開催します。

小さな会社であれば、地域で行われているような駅伝大会やマラソン大会に会社として参加します。

地域の駅伝大会やマラソン大会への参加であれば、特に企業側が準備することはありません。

比較的簡単に導入できるタイプの研修方法です。

ちなみに本格的なマラソン研修となると、プロランナーを講師に招くこともあります。

マラソン研修の効果とは?

自己達成感を得るために行われるものです。

駅伝はチームとしての連帯感を高めるのにも役立ちますが、マラソンは自分との戦いです。

体力の限界を突破することで、精神的な成長を期待している企業も少なくありません。

サプリメントでおなじみのDHCですが、富士登山研修とともにハーフマラソン研修を実施しています。

新入社員向けの研修であり「挑戦する気持ちを社員たちに持ってほしい」といったことから実施している、とのことです。

マラソン研修の問題点とは?

体力が必要な研修であり、苦手な社員がいることも把握しておかなければなりません。

順位が重要なのではなく、最後までやり遂げることが大事、といったことを周知徹底した上で行わなければなりません。

マラソンの場合は体調不良が発生する可能性もあるので、無理をさせすぎるのも禁物です。

それぞれの社員に自分のペースで走ってもらう必要があります。

ちなみに社員の健康意識を高めるためにマラソン研修を実施している企業も出てきています。

マラソン研修をするだけではなく、運動習慣の大切さを教えるような座学も研修に加えるとより効果は増すでしょう。

企業の面白い研修その5|幼稚園研修

幼稚園研修とは、その名のとおりに幼稚園で実施されている研修方法です。

子供との関わり方を学び、対応力をアップさせるために実施されています。

幼稚園研修の内容や効果、および問題点について明らかにします。

  • 幼稚園研修とは?
  • 幼稚園研修の効果とは?
  • 幼稚園研修の問題点とは?

幼稚園研修とは?

幼稚園で実施されており、ダイハツなどで取り入れられています。

新入社員向けの研修方法の一つであり、地域の幼稚園で数日間実施されます。

研修の内容は、

子どもたちと遊ぶ
子どもたちと給食を食べる
園内を清掃する

などとなっています。

つまり幼稚園の先生と同じようなことを行うわけです。

園児の1日をしっかりとサポートすることで、子供との関わり方をじっくりと学びます。

幼稚園研修の効果とは?

ファミリー層を顧客としている企業にとって、子供の対応は極めて重要です。

つまり子供への対応力を高めるために実施されているのが幼稚園研修なのです。

子連れで来店されるお客様ですが、お子さんの対応に手一杯になってしまい商品説明をうまく聞けないことも珍しくありません。

そこでスタッフに幼稚園研修をおこない、子供の対応をしっかりと学んで親御さんに負担をかけないようにするわけです。

親御さんが説明を聞いてくれれば売上アップにもつながります。

またキッズルームの作成にも幼稚園研修の経験はいかせます。

どういったおもちゃがあると子供が喜ぶのか、といったことも研修で把握できるわけです。

幼稚園研修の問題点とは?

近くに協力的な幼稚園があれば良いのですが、必ずしも対応してもらえるわけではありません。

園側としてリスクが高いと判断されてしまうと拒否されてしまう恐れもあるのです。

園側の業務を邪魔しないようにスタッフに周知徹底することも大事です。

幼稚園研修をおこなうときには、園側とスケジュールなどの調整をしっかりと行った上で実施しましょう。

まとめ:

企業で実際に行われている面白い研修を5つ紹介しました。

紹介した研修は、社員に対して普段の生活では体験できないものを提供できるものばかりです。

新たな考えが生まれる場になる可能性もあり、社員が生まれ変わる可能性もあります。

ただユニークであるがゆえにデメリットが有ることも確かです。

デメリットも理解した上で、リスクが少しでも減るような準備をした上で実施してください。

スポーツタイプの研修やヒッチハイク、サバイバルや幼稚園など、さまざまな面白い研修があることがわかったはずです。

気になったものがあったらぜひ導入を検討してみませんか?

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