社外研修とは?【メリットやデメリットも紹介】

社外研修とは?【メリットやデメリットも紹介】

こんにちは、ジョブウィズ 編集長の小川です。

組織作りに欠かせない社員研修。

その中でも今回は、社外研修にスポットを当てて解説をしていきます。

社内研修ではなくあえて社外で行う必要はあるのか?そのメリット・デメリットは?何を目的に行えば良いのか?など、気になる場合はぜひ最後までお読みください。

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社外研修の特徴とは?

一般的に社外研修とは、外部から専門家を招くセミナー研修のことを指します。

また、研修旅行といって海外や温泉旅館などに行き講演会に参加したり、勉強会を開催したりするのも社外研修の1つです。

このように、自分たちの会社内で完結するのではなく、外に出かけたり、外部からの協力のもとに研修することを社外研修と呼びます。

また一部では、他企業に出向いたり海外で行うなど特殊なケースも見られます。

では、なぜわざわざ社外で研修を行う必要があるのでしょうか?

メリットがなければ、社内での研修でも十分なはずですよね。

そこで次に、社外研修のメリット・デメリットを見てきましょう。

自社の場合に当てはめてメリットが多いようであれば、ぜひ社外研修を検討してみてください。

社外研修の3つのメリット

まずは社外研修のメリットを見ていきましょう。

社外研修には以下の3つのメリットがあります。

  • メリット①:プロや専門家から学ぶことができる
  • メリット②:異業種交流ができる
  • メリット③:普段と違う環境なのでリフレッシュできる

メリット①:プロや専門家から学ぶことができる

プロや専門家から学ぶことで、社員の成長を促す。

やはり社外研修のメリットと言えば、これが一番ではないでしょうか?

外部からプロの専門家を招くことによって、自社だけでは得られない専門的な話題や、実際の経験から基づいた話などを聞くことができます。

成長意欲の高い社員にとっては、自分ひとりでは実現できない、貴重な機会を得ることできます。

このように、普段社内では学べないことを学習できるのが社外研修のメリットです。

メリット②:異業種交流で視野が広がる

社内にいるだけでは、どうしても視野が狭くなりがちです。

「自社に関わる業界しか知らない」

「自分のスキルが市場でどの程度価値があるものなのか知らない」

このような社員が増えてしまうと、組織にとって健全な状態とは言えません。

そこで社外研修では、外部の優秀な講師や他社の社員から、他業種の話やプロとしての考え方を聞くことができます。

社内では専門が偏っていることもあり、さまざまな業種の方や専門家から、ビジネスのノウハウを学ぶことができるのは、やはり大きなメリットの1つですよね。

社内では得られない情報や知識を吸収したり、同業者や他業者の人脈を作れる点は、社員自身の市場価値を高めることにも役立つはずです。

メリット③:普段と違う環境でリフレッシュができる

いつもの仕事環境とは異なる場所でリフレッシュができる点も、社外研修のメリットの1つです。

普段は行かない県まで遠出をしたり、普段は関わることのない企業に出向いたりと、社員にとっても刺激になる点は多いでしょう。

ただ、わざわざ外部に出向くのを面倒と思う社員もいるとは思いますので、一長一短ではありますね。

社外研修の3つのデメリット

それでは次に、社外研修のデメリットを見ていきましょう。

社外研修には以下の3つのデメリットがあります

  • デメリット①:費用がかかる
  • デメリット②:自社の社風に合った研修を探すのに手間がかかる
  • デメリット③:研修期間が限られる

デメリット①:費用がかかる

当然ですが、社内研修よりも費用がかかるというデメリットがあります。

社内研修ではすべて自社でまかなえていたものが、他社や外部に委託することで、必然と費用が掛かってしまうからです。

社内に呼ぶ場合にはまだいいのですが、社外で講演会をやる場合には場所代と交通費がかかり、さらには時間や日時の調整など、費用以外の部分でも調整が発生するため、責任者にとってはとにかく面倒が増えることになります。

自社の社風に合った研修を探すのに手間がかかる

数多くある研修や講演会から自社に合ったものを探すのは、やはり手間がかかります。

ですがコストをかける以上、見返りのある成果を求めたいですし、自社とは考え方や方向性の違う方のお話を聞くことは避けたいですよね。

まずはリーダー研修として一部の社員に受けてもらい、内容が好評であれば社員全員で再度研修を受けるというやり方を取る企業もいらっしゃいます。

とにかく様々な手間が増えるというのが、社外研修の大きなデメリットの1つです。

研修期間が限られる

社内研修の場合は仕事をしながら研修の時間を割くことも簡単ですが、社外研修はまとまった時間を確保しなければなりません。

社内研修はある程度臨機応変に行うことができますが、社外研修は前もっての計画的な研修計画が必要になってきます。

社外研修 まとめ

以上、社外研修のメリット・デメリットを解説しました。

デメリットを上回るメリットは感じられたでしょうか?

社外研修は社内研修よりも費用や手間がかかるので、あまりやっていない企業も多いかもしれませんね。

ですが今後の組織作りのための有効な手段にはなるのではないでしょうか?

今後の社外研修の実施可否を決める判断の参考になっていれば幸いです。

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