コンテンツマーケティングで陥りがちな課題と解決方法をプロが紹介!
こんにちは。ITプロパートナーズでマーケティングを担当している小川です。
この記事にたどり着いたという事は、コンテンツマーケティングに関して以下のような課題を抱えているのではないでしょうか?
・コンテンツ制作において社内のリソースが不足している
・コンテンツマーケティングの戦略を組める人がいない
・どの媒体を選べば良いのかわからない
そこで今回は、コンテンツマーケティングで陥りがちな課題とその解決方法について解説します。
それではいきましょう!
各社が抱えるコンテンツマーケティングにおける課題
今回は、実際に各社が抱えるコンテンツマーケティングにおける具体的な悩みをリサーチしました。
- A社の課題:コンテンツ制作において社内のリソースが不足している
- B社の課題:コンテンツマーケティングの戦略を組める人がいない
- C社の課題:あらゆる媒体に手を出しすぎている
A社の課題:コンテンツ制作において社内のリソースが不足している
A社担当者:
弊社はWebサービスや業務システムの開発業務を請け負う会社です。
開発業務に課題を抱える企業をオンライン上で集客するために、オウンドメディアを開始しました。
しかしながら、リソースが不足しているため十分に機能していません。予算自体も限られています。このままでは、形骸化してしまうのではないかと悩んでおります。
そこで、コンテンツマーケティング(オウンドメディア運営)において少ないリソースで最大の効果を出すためには、どうすれば良いか教えて頂きたいです。
B社の課題:コンテンツマーケティングの戦略を組める人がいない
B社担当者:
弊社はビジネスノウハウの布教に特化したセミナーを開催する会社です。
公演数・売り上げ共に順調に伸びていましたが、コロナショックでセミナー自体が開催できなくなってしまいました。
そこでセミナーをオンライン上(Zoom等)で開催しようと思い応募者を募ったのですが、なかなかオンラインセミナーの集客に繋がりません。
応募者からは「オンライン上でしっかりセミナーを開催できるのか。効果が薄まってしまうのでは無いか」という声を頂きます。
そこで、オンライン上でもしっかりと効果のあるセミナーである事を周知できるような集客方法を模索したいのですが、見せ方が難しいため実際に戦略を立てれる人がいません。
どうすれば良いでしょうか?
C社の課題:あらゆる媒体に手を出しすぎている
C社担当者:
弊社は転職希望者に新たな仕事を紹介する、人材紹介業を営む会社です。
SNS広告経由で転職希望者からの問い合わせがあるものの、候補者の方が他のエージェントにも登録しているのでなかなか決定まで結びつきません。
そこで自社のならではの強みを生かしたマーケティングを考えた結果、コンテンツマーケティングにたどり着きました。
最初は色々な媒体を試していましたが、リソース不足という壁にぶつかってしまったため、媒体を絞ろうかと考えています。
そこで、弊社のようなビジネスモデルを展開する会社であれば、どのような媒体でコンテンツマーケティングを展開するのがベストでしょうか?
各社が抱えるコンテンツマーケティングにおける課題への解決策
実際に各社が抱えるコンテンツマーケティングにおける具体的な課題に対する解決策をご紹介します。
A社の場合:クラウドソーシングサービスを有効利用しましょう
低予算でのオウンドメディアを伸ばしたい場合には、クラウドソーシングサービスを利用して記事を外注しましょう。
御社が集客したい層は「Webサービス・業務システムの開発に困っている企業」だと思うので、エンジニア経験者に記事を執筆してもらうのがベストです。
しかしながら、以下2点に関して注意が必要です。
・力を入れて書く記事とそうでない記事を分けること
・必ず社内にSEO経験のあるWebディレクターがいること
クラウドソーシングを活用する場合には、「力を入れなくて良い記事」をライターに任せます。
力を入れなくて良い記事に関しては、下記記事で紹介されているインデックス型コンテンツを参考にしてください。
>>BtoB企業は、オウンド「メディア」より「インデックス型コンテンツ」がおすすめ
そして、競合他社も力を入れているようなCVにつながる重要な記事に関しては、内製できるのが理想です。
また、力を入れなくて良い記事についても、社内のWebディレクターがSEO経験のない場合には順位が上がらず、アクセスが伸びません。
できる限り社内に専任のWebディレクターを置くようにしましょう。
もし社内にSEOがわかるWebディレクターがいない場合にはぜひ弊社「ITプロパートナーズ」へご相談ください。
週2日から優秀なWebディレクターを紹介することが可能です。
B社の場合:LPに実際のセミナーの様子を載せてみましょう
御社のように初めてオンライン上でセミナーを開催する場合には実績が0の状態です。
そのため、応募者からの信頼感はほとんど無いに等しいでしょう。
当然実績が無い分「オンライン上でしっかりセミナーを開催できるのか。効果が薄まってしまうのでは無いか」という声が多いのも必然です。
そんな時は以下2つの解決策を試してみてください。
・2人〜3人を相手に実際オンラインセミナーを実施し動画を撮影しましょう。
・その模様を2〜3分にまとめてLPに載せてみましょう。
応募者との信頼関係が無い場合、文言でアピールするのでは無く「実際にコンテンツを1つ作って、応募者に体験してもらう」事が重要です。
さらに、そのコンテンツおよびLPを上手に作り上げる事が極めて大切なので、当然戦略を立てられる人は必須になります。
今回のケースだとそういった戦略を立てられる人がいないという事なので、週2日程度で実績のある優秀なWebディレクター・Webマーケターをジョインさせるのが良いでしょう。
週5日で正社員雇用してしまうのは明らかにリスクです。なので、ここはフリーランスを利用するのが間違い無くベストな選択です。
手前味噌ですが、弊社サービス「ITプロパートナーズ」では週2日から稼働できる優秀なWebディレクター・Webマーケターが多数在籍しております。
ぜひご相談いただければと思います。
ITプロパートナーズへの相談はこちら
C社の場合:動画を上手活用してみましょう
コンテンツマーケティングを実践する上で、どの媒体から着手をするか?は非常に重要な問題です。
予算とリソースが十分にあるのであれば、いくつもの媒体を試して費用対効果の良いものを残すというやり方もできますが、基本的には予算とリソースにはかなりの制限があることがほとんどでしょう。
今回のC社の場合、たとえば動画コンテンツの活用から始めた方が良いかもしれません。
代表的な施策であるオウンドメディアの運用の場合、この業界では競合他社が多い且つ、露出できる媒体が少ないという課題があります。
その点動画であれば、転職系のyoutubeはまだブルーオーシャンです。
更に動画でしたら編集次第でTwitter広告やFacebook広告にも転用できます。youtubeの場合にはチャンネルを中長期的に育てる必要がありますが、SNS広告への転用なら即効性を担保できます。
「あらゆる媒体に手を出しすぎている」という課題の本質は”コストがかかりすぎている”という点にあります。動画であれば、媒体ごとに載せるだけなので、そこまでコストもかからないでしょう。
あくまで上記は細かい調査をせずに考えた内容のため、実際にコンテンツマーケティングを実施する場合には事前の調査と戦略設計が重要になります。
コンテンツマーケティングの戦略の重要性については「プロが教えるコンテンツマーケティング戦略とは?成功事例を元に取り入れよう」の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
コンテンツマーケティングの課題は各社様々
いかがでしたでしょうか?
今回は、実際の例を元にコンテンツマーケティングにおける課題とその解決策を紹介させていただきました。
もちろんコンテンツマーケティングにおける課題は各社それぞれです。そして、解決策もそれぞれで異なります。
そのため、まずは自社の課題を明らかにしていきましょう。
課題を見つける際には、コンテンツマーケティングだけでなくデジタルマーケティング全体の理解が大切です。
「0から始めるデジタルマーケティング施策【16の手法を20,319字で徹底解説】」の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
そして、課題の解決に関しては、ぜひプロの力を頼っていただければと思います。
ITプロパートナーズでは、プロフェッショナルを週2日からご紹介しています。